手続き支援

パーキンソン病の方の診断書に関連して、ご本人、ご家族と一緒に病院に同行し、診察室まで入れていただきました。

医師と対面してお話しするのはとても緊張します。医師によっては社労士に拒否反応を示されることもありますし、医師のお機嫌を損ねるような発言をしてしまっては今後の医師と患者様との関係にも影響しますので、非常に気を使います。

ご本人やご家族に、どのような先生なのかお聞きすると、とても親切で話を聞いてくださる先生とのことではありましたが、しかし、診断書の話となると状況が変わるかも、などといろいろ想像しながら診察室へ入ってみると…

優しい! 丁寧!

車いすのご本人にしっかりと向き合って、ゆっくりと丁寧に話をし、疾病によって話しづらくなっている(したがって周囲からは聞き取りづらくなっている)ご本人の小さな声を一生懸命聞き取ろうとされて、もう、感動してしまいました。

辛さを訴えるご本人に、付き添いのご家族の方が「もうさ、それはしょうがないんだよ。」と、あまりに長い診療時間を切り上げようとしても、先生の方はそんな素振りは一切見せずに丁寧に話を聞いてくださっていました。

結局、診療時間は1時間に及び、この後の予約の患者さんは大丈夫なのだろうかと私も心配しましたが、出てみると待合室はガラガラ。どうやら順番待ちの方はいなかったようで、だから余計に丁寧だったのかもしれません。

肝心の診断書の方も、こちらの要望を聞いてくださり、一安心でした。