手続き支援

膵臓がんにより障害年金の請求を検討していた方の奥様より、相談したいことがあるというご連絡がありました。

この方は、あと少しで遡及請求を提出… というところでお亡くなりになってしまったのですが、小学生のお子様もいらっしゃるので、遺された奥様にとってはこれからの生活も大変です。

それで昨日、奥様が最寄りの年金事務所に電話をして予約をしようとしたところ、その年金事務所の方が電話で大体の概要を教えてくれたそうです。

ところが、亡くなったご主人は以前の未納期間が長く3分の2要件を満たさないので、遺族年金は受け取れませんという説明を受けたそうなのです。今から納付してもダメなのかと聞いても、それはダメだと説明をされたそうで(←これは合っています)、窓口に来たところで同じだと言われて、頭が真っ白になってしまったそうです。

実は、奥様から障害年金の請求に関する相談を受けた際に、すでに余命も数か月という状況でしたので、万が一のこともご説明していたのですが、3分の2要件は満たせなくても直1要件が満たせるし、現在も厚生年金の被保険者なので障害厚生年金の受給を急がなくても遺族厚生年金の対象になる、なんていう説明をしていたのでした。

再度その説明をしたところ、「だって年金事務所の人が間違えるなんてこと、ありますか?」

そうですよねえ… 私も不思議です。

障害年金の未支給年金のこともあるので「こ件は私にお任せください。」といたしました。一体どういうことなんでしょう?

特定社労士試験

来週の土曜日12/4(土)は、午前中がゼミナール3回目で、午後からはいよいよ紛争解決手続代理業務(特定社労士)試験の本番です。

いよいよ一週間前ということで、週末くらいは勉強しなくちゃ…とは思うものの、なかなか進みません。

午前中は、せっかくの晴天を活用したいとの主婦意識により家族皆の布団を干したり、ついでに掃除したり、今日中にやっておきたい仕事を片付けたり、なんてしているうちにあっという間に時間は過ぎ・・・

午後こそは試験勉強を、と思って取り掛かったのですが、WEBからのご相談が入ったことに気づいてしまい、週末だから明日に持ち越してもいいかな~と思いつつ、やはりすぐにお答えしたいという思いが勝って回答を書いて送ったり、そんなことをしているうちにもう夕方。

一日って本当に早いです。

特定社労士試験

金曜、土曜と紛争解決手続代理業務試験(特定社労士試験)の第1回目、第2回目がありました。

10月に行ったのはグループ研修で、いわゆるグループワークだったのですが、今回からは弁護士の先生を招いての講義形式の研修でした。

グループ研修で行った、各課題に対する検討内容、グループで作成した申請書や答弁書について、弁護士の先生からバシバシ指されて固まる(泣かされる人もいる)… なんていう話を聞いていたのですが、実際は、まあ指されることはその通りなのですが、担当してくださった先生が良い先生だったのか、とても良い雰囲気のゼミナールでした。

両日とも日頃から労働問題を扱っている弁護士の先生とのことでしたが、1日目は企業側として、2日目は労働者側として活動しているとのことでした。そういう風に「○○側」と明言すること自体が新鮮でした。(社労士の場合は「中立の立場で」と表現する人が大多数なので。)

詳しい内容は後日まとめようと思いますが、私にとっては非常に有意義な研修でした。障害年金の請求手続きにも参考になる部分がありました。(特に審査請求の場面にて。)

さて、試験まで1週間。通常の勉強と併行して試験勉強も頑張ります。

勉強会

群馬県社労士会では様々なセミナーや勉強会(とはいっても年に数回程度ですが)があり、内容によっては私も参加することがあります。

以前は集合形式だったので、あまり興味がないテーマの場合には参加するのも億劫だったのですが、最近はオンライン形式が多いので参加がしやすく、そんなわけで、昨日、支部主催の「社会保険労務士が今後増加が見込まれる残業代請求に対しどのように対応するか」というセミナーを受講しました。

障害年金の請求支援を行っている私にはあまり関係のないテーマだったのですが、一応申し込んでおいたものです。

ところが、今回は、現在受講中の紛争解決手続代理業務(特定社労士)の内容にマッチしていたので、予想外に(失礼!)とても参考になる内容でした。

特定社労士試験

試験本番まであと2週間たらず。昨日は祝日でなんとなく休業モードだったので、仕事は午前中で切り上げて、午後からはひたすら「あっせん」の過去問を解いてみました。(この間まではひたすら「倫理」だったので。)

とはいっても、第1回から順番に解いていって、第9回までで力尽きてしまいましたが。(最新は去年の第16回です。)

しかも、小問1の「求めるあっせんの内容」はまだしも、小問2~5は、自分で書いたものが果たして合っているのかどうかがさっぱり分かりません。特に「法的見通しと解決の方向」は解答例と比較すると全く違っていたり…。

自分がコレだと信じたらブレずにその理論で突き通せばいいらしいのですが、それほど自信があるわけでもなく、これでいいのか、どこかにブレがあるのかどうかも、自分では判断がつかず…。

社労士の勉強も大変でしたが、特定社労士の勉強は本当に特殊だと感じています。

筆記試験で、模範解答が公式には示されておらず、しかも、2択の結論についてすら「どちらでもよい」という場合があるという… なんだそれ?という感じです。

そんなわけで、このタイミングで、おきらく社労士先生の解答も見たくなってしまい、Amazonで解答編もポチってしまいました。(デジタル書籍なので、この時期、すぐに手に入るのはありがたい。)

ただ、今回購入したおきらく社労士先生の解答編は第10回~第16回なので、そこまでたどり着けなかったので使っていませんが。

早く使いたい! でも日中は仕事があるので、試験勉強は夜かな・・・。頑張ります。

手続き支援

年金事務所へ行った際に、ちょうど他の方の予約を取りたかったので、帰りがけに窓口で「予約は、予約専用の電話にかけて取るのと、ここで直接予約を取るのと、どちらがよいのでしょうか?」と聞いてみると、必要事項を紙に書いて出してくれれば、ここで予約を取りますよ、とのこと。

予約専用の電話は全然つながらない時もあるので、ついでの機会があれば、ここで直接予約ができるのも便利です。それ専用の紙も用意されていました。

私がよく行く年金事務所に特有の方法かもしれませんが、助かりました。ただし、ついでの機会があれば…の条件付きですが。(わざわざ年金事務所へ行くのも面倒だし。)

特定社労士試験

試験本番まで2週間ということで、そろそろ試験勉強も本格化しないとと思い、この週末は、ひたすら倫理の過去問を解いてみました。

試験勉強として持っているのは、河野先生の過去問と、おきらく社労士先生のテキスト(解答編は持っていません)です。

筆記試験ですし公式な模範解答が発表されていないので、それぞれでバラバラな解答になっているのは当たり前なのですが、受任できるのか受任できないのか、その結論までもバラバラなので、自分で解いてみても、これでいいのかダメなのか、その判断が本当に難しいです。

それでも、第1回から第16回までをとおして倫理を解いていると、なんとな~くどのように書けばいいのかがつかめてきた気がします。(気がしているだけかも?)

手続き支援

病状が急速に進んでしまい、障害年金の請求準備を急いでいた方でしたが、お亡くなりになってしまいました。

大変な状況の中、ご家族の方が私に連絡をくださいました。

あとは障害認定日による請求について未支給年金を請求することになる感じかもしれませんが、とりあえず、こちらのことは後で構いませんので… と電話を切りました。

ぎりぎりまでお仕事に行かれたりしていて頑張っていたのに、本当にあっという間で… 私と同世代で、まだまだやりたいことがたくさんあったのではないかと思います。残念です。お悔やみ申し上げます。

手続き支援

昨日は、診断書の受け取りや先日受け取った診断書の追記依頼のため、病院を3軒はしごしました。

そのうちの一つは膵臓がんの方のもの。

最近、急激に体調が悪化してしまい、提出を急いでいる方なのですが、受取窓口にてざっと確認すると、ところどころで記入ミスがありました。時間があれば訂正をしていただくのですが、一日も早く請求を出したい、万が一の場合には間に合わないかもしれない、という状態のため、まずは年金機構に受付してもらうことを最優先とし、このまま提出することにしました。

おそらく週明け月曜日に受付となるはず。間に合って!

手続き支援

初診日の証明で苦労されている方の支援にて。

お目当ての医療機関の初診でないと保険料の納付要件を満たせないので、とにかく頑張って証明しないといけないのですが、本人の部屋をご家族が探したところ、初診日から数年後のものだけれど、その医療機関から処方された薬が袋ごと出てきたとのこと。

とにかく参考になるものが欲しかったので、それはありがたいと見せていただきに行ったところ、患者名が手書きで「○○様」と苗字だけの表記でした。

う~ん、全くないよりはもちろん良いのですが、ありふれた苗字だし、家族向けではなく本人への処方だとの確証にはならず… でも参考資料の一つとはなります。

お忙しい中、物が散らかり放題の部屋からご家族が探し出してくださったものです。何とか活用して初診日の証明につなげたいと思います。