特定社労士試験

特定社労士試験の結果は発表当日にWEB上で確認できましたが、合格通知は1日遅れて簡易書留で届きました。

最近、郵便配達の基本の日数が1日延びたので、それで翌日到着になったのかもしれません(それとも田舎だから遅い?)。

てっきり合格通知だけかと思っていたら、中に成績表(大問ごとの点数)も同封されていました。どうやら社会保険労務士の試験と同じようです。不合格の場合は圧着式のハガキのみで、合格の場合は封書でその中に合格証と圧着式のハガキとが入っている、ということなのでしょう。

合格できれば点数はギリギリだろうが余裕だろうが関係ないのですが… 割とギリギリでした(笑)。

試験は大問1(あっせん)と大問2(倫理)があり、配点は大問1が70点、大問2が30点。基準は毎年変動し、今回は100点満点中55点以上、かつ大問2が10点以上でした(倫理の10点以上は例年同じ)。

基本は100点満点中60点以上なので、それが今回は55点以上となったということは少し難易度が高めだったのかもしれません。

そして自分はどうだったのかというと、大問1が46点、大問2が16点、合計62点。

自己採点のしようがない試験(模範解答が公表されないオール記述式)なので詳細は分からず、よって特に自己採点もしてなかったのですが、結構落としていたのですね… でもまあ手応えどおりという感じです。どこがどうダメだったのかはもう闇の中です。

特定社労士と名乗るには付記が必要なのですが、この手続きの詳細は後日届くそうです。なぜ一緒に送らないのだろうか(郵送料の無駄では?)。

特定社労士試験

昨日は特定社労士試験の合格発表でした。

無事に合格できました。ほっとしました。

この試験に合格して特定社労士の付記登録をすると、労使の紛争解決手続において代理人を務めることができるようになります。

私は恐らく紛争解決手続きに携わることはないと思いますが、試験を受けるための特別研修の受講は非常に有意義でした。研修と試験を受けてよかったです。

特定社労士試験

第17回(令和3年度)紛争解決手続代理業務試験に関して、関東・甲信越地域(東京)で特別研修を受講した際のまとめです。開催地域年度によってはこれとは異なる場合があります。

特定社労士(紛争解決手続代理業務)試験にあたり、試験対策用として私が購入した書籍です。

そもそも出版されている書籍が少ないので選択肢もそれほどないのですが、紙版を1冊、Kindle版を4冊を購入しました。どれも購入して良かったと思っています。

過去問

◆ 特定社会保険労務士試験過去問集 第17回(令和3年度)試験対応版 河野順一著 日本評論社

画像はAmazonより引用

これは受験生のほどんどの方が購入していると思います。特別研修の会場でもこれを持参している人の姿をチラホラ見かけました。

年度毎に、「問題文」と「解答用紙」、「模範解答例」、試験センターから公表された「出題の趣旨と配点」、著者による「論点整理」・「解法の手順」が掲載されています。

ただし、紙面に掲載されているのは第1回と第12回~第16回のみで、第2回~第11回はPDFをCDに収録したものとなっています。また、「解答用紙」は縮小版なので利用するには自分で拡大コピーする必要があります。

書籍としてまとまった過去問題集はこれしか存在しない気がしたので(私の探し方が悪かったのかもしれませんが)、当然のように購入しました。

この試験は記述式なのですが、 試験センターからは出題の趣旨は公表されているものの模範解答は公表されていません。したがって、この問題集での模範解答例と、下で紹介している「おきらく社労士」先生の模範解答例では同じものにはならず、それぞれの著者による解答例になります。倫理における「受任できる・できない」ですら解答例が割れることもあり、模範解答はあくまでも「例」に過ぎないと割り切って使用することになります。

個人的には、「おきらく社労士」先生の模範解答の方が好きですが、単なる好みの問題ですので、河野順一先生の解答例の方が好きという方も当然いると思います。

◆ おきらく社労士の紛争解決手続代理試験 解答例(第16回~第10回試験) 読めばわかるシリーズ Kindle版 佐々木昌司(おきらく社労士)著

画像はAmazonより引用

「問題文」、試験センターから公表された「出題の趣旨(抜粋版)」「解答指針」「解答例」が掲載されています。

もともと過去問の勉強は、河野順一先生の過去問集だけでやっていました。

ところが、下の「読めばわかるシリーズ」にも過去問とその解答例がチラホラ掲載されていて、その解答例が、個人的には河野先生の解答例よりもすんなりと理解できたので、ギリギリのタイミングでおきらく社労士先生の解答例もまとめて見たくなり、購入したものです。(試験は12月4日だったのですが、購入したのは11月末。Kindle版なのでポチればすぐに読めたのがありがたかったです。)

結果としては、私は購入して良かったと思っています。

というのも、過去問を自分なりに解いてみて模範解答例と比較すると、河野先生の解答例とはあまり似ておらず、おきらく先生の方とは似ているということが多かったので、自分の考え方に(少しだけ)自信を持つことができたからです。

参考書

◆ おきらく社労士の読めばだいたいわかる民法(令和2年4月版) (読めばわかるシリーズ) Kindle版 佐々木昌司(おきらく社労士)著

画像はAmazonより引用

恥ずかしながら、民法というものをこれで初めて勉強しました。

特定社労士試験とはおそらく関係のない内容も載っていますが、日常生活にも役立つので、これは読み物としてとてもよかったです。

もちろん試験対策としても有効ですが、何しろ民法なのでボリュームがあり、試験に直接関係がないような(気がする)内容も含まれているので、時間がないと読破するのはつらいかもしれません。私は試験勉強を本格的に始める前の早めの段階で、さっさと読んでしまいました。

時間がないこともあり、あとで読み返すことはほとんどありませんでした。

◆ おきらく社労士の特定社労士受験ノート あっせん事件編(2021) 読めばわかるシリーズ Kindle版 佐々木昌司(おきらく社労士)著

画像はAmazonより引用

「懲戒解雇」「配置転換」といった、あっせん事件のテーマ別に、解説と判例、過去問などが掲載されています。

テーマ別に分けて解説されているので、それぞれのテーマにおける論点を理解するのにとても役立ちました。

過去問とそれに対する解答例は概要しか載っていないので、この点に関しては物足りなさを感じました。しかし、物足りないながらも「こういう解答例もあるのか!」と非常に参考になりました。(それで、しっかりとした解答例を見たくなってしまい、同シリーズの「解答例」を購入しました。)

おきらく社労士の特定社労士受験ノート 倫理編(2021) 読めばわかるシリーズ Kindle版 佐々木昌司(おきらく社労士)著

画像はAmazonより引用

社労士法と民法について、倫理と関連のある条項別に、解説と、過去問や例示問題に対する考え方および解答例が掲載されています。

こちらも条項別に分けて解説されているので非常に勉強になりました。

特定社労士試験

第17回(令和3年度)紛争解決手続代理業務試験に関して、関東・甲信越地域(東京)で特別研修を受講した際のまとめです。開催地域年度によってはこれとは異なる場合があります。

特別研修にあたり、連合会から紹介された参考図書をご紹介します。

全部で6冊紹介されましたが、私が購入したのはそのうちの2冊だけです。結果として、参考図書としてはこの2冊だけで充分だと思いました。もちろん、紛争解決手続の代理業務をメインにやっていこうと考えている方は別でしょうけど。

※ 試験勉強用には、ここで紹介された6冊以外のものを購入しました。ここで紹介されている図書はあくまでも紛争解決手続のための参考図書です。

実際に購入した参考図書

◆ ポケット六法(令和4年度版) 有斐閣

ポケット六法
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とても分厚いB6判の辞書のようなものです。すべての法律を扱うわけではないので必要なのは一部分なのですが、特別研修に持っていく必要があり、研修中には実際に使う場面もあったので、これは必ず購入しなければならないもののようです。

研修が始まる直前くらいに「令和4年度版」が出ることが分かっていたので、私はあまり早々には購入せず、令和4年度版が出てから最新版を購入しました。特別研修にあたり、それで全く困りませんでしたし、そういう方が多かったです。

◆ 最新重要判例200「労働法」(第6版) 大内伸哉 著  弘文堂

画像はAmazonより引用

本の名称のとおり、労働法関連の重要な判例が200掲載されています。内容ごとに判例が整理して並べられていて、1判例につき1ページずつ、「大まかな事実」・「判旨」・「著者による解説」という構成です。

これは購入して良かったと思いました。研修前の予習や研修中に判例を参照する場面が結構ありましたし、単なる読み物(?)としても面白かったです。

その他の参考図書(私は購入せず)

◆ 労働法(第12版) 菅野和夫 著  弘文堂

画像はAmazonより引用

◆ 労働紛争処理法  山川隆一 著  弘文堂

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◆ 労働法(第4版)  荒木尚志 著  有斐閣  

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◆ 労働関係訴訟の実務(第2版) 白石哲 編著  有斐閣  

画像はAmazonより引用

特定社労士試験

来週の土曜日12/4(土)は、午前中がゼミナール3回目で、午後からはいよいよ紛争解決手続代理業務(特定社労士)試験の本番です。

いよいよ一週間前ということで、週末くらいは勉強しなくちゃ…とは思うものの、なかなか進みません。

午前中は、せっかくの晴天を活用したいとの主婦意識により家族皆の布団を干したり、ついでに掃除したり、今日中にやっておきたい仕事を片付けたり、なんてしているうちにあっという間に時間は過ぎ・・・

午後こそは試験勉強を、と思って取り掛かったのですが、WEBからのご相談が入ったことに気づいてしまい、週末だから明日に持ち越してもいいかな~と思いつつ、やはりすぐにお答えしたいという思いが勝って回答を書いて送ったり、そんなことをしているうちにもう夕方。

一日って本当に早いです。

特定社労士試験

金曜、土曜と紛争解決手続代理業務試験(特定社労士試験)の第1回目、第2回目がありました。

10月に行ったのはグループ研修で、いわゆるグループワークだったのですが、今回からは弁護士の先生を招いての講義形式の研修でした。

グループ研修で行った、各課題に対する検討内容、グループで作成した申請書や答弁書について、弁護士の先生からバシバシ指されて固まる(泣かされる人もいる)… なんていう話を聞いていたのですが、実際は、まあ指されることはその通りなのですが、担当してくださった先生が良い先生だったのか、とても良い雰囲気のゼミナールでした。

両日とも日頃から労働問題を扱っている弁護士の先生とのことでしたが、1日目は企業側として、2日目は労働者側として活動しているとのことでした。そういう風に「○○側」と明言すること自体が新鮮でした。(社労士の場合は「中立の立場で」と表現する人が大多数なので。)

詳しい内容は後日まとめようと思いますが、私にとっては非常に有意義な研修でした。障害年金の請求手続きにも参考になる部分がありました。(特に審査請求の場面にて。)

さて、試験まで1週間。通常の勉強と併行して試験勉強も頑張ります。

特定社労士試験

試験本番まであと2週間たらず。昨日は祝日でなんとなく休業モードだったので、仕事は午前中で切り上げて、午後からはひたすら「あっせん」の過去問を解いてみました。(この間まではひたすら「倫理」だったので。)

とはいっても、第1回から順番に解いていって、第9回までで力尽きてしまいましたが。(最新は去年の第16回です。)

しかも、小問1の「求めるあっせんの内容」はまだしも、小問2~5は、自分で書いたものが果たして合っているのかどうかがさっぱり分かりません。特に「法的見通しと解決の方向」は解答例と比較すると全く違っていたり…。

自分がコレだと信じたらブレずにその理論で突き通せばいいらしいのですが、それほど自信があるわけでもなく、これでいいのか、どこかにブレがあるのかどうかも、自分では判断がつかず…。

社労士の勉強も大変でしたが、特定社労士の勉強は本当に特殊だと感じています。

筆記試験で、模範解答が公式には示されておらず、しかも、2択の結論についてすら「どちらでもよい」という場合があるという… なんだそれ?という感じです。

そんなわけで、このタイミングで、おきらく社労士先生の解答も見たくなってしまい、Amazonで解答編もポチってしまいました。(デジタル書籍なので、この時期、すぐに手に入るのはありがたい。)

ただ、今回購入したおきらく社労士先生の解答編は第10回~第16回なので、そこまでたどり着けなかったので使っていませんが。

早く使いたい! でも日中は仕事があるので、試験勉強は夜かな・・・。頑張ります。

特定社労士試験

試験本番まで2週間ということで、そろそろ試験勉強も本格化しないとと思い、この週末は、ひたすら倫理の過去問を解いてみました。

試験勉強として持っているのは、河野先生の過去問と、おきらく社労士先生のテキスト(解答編は持っていません)です。

筆記試験ですし公式な模範解答が発表されていないので、それぞれでバラバラな解答になっているのは当たり前なのですが、受任できるのか受任できないのか、その結論までもバラバラなので、自分で解いてみても、これでいいのかダメなのか、その判断が本当に難しいです。

それでも、第1回から第16回までをとおして倫理を解いていると、なんとな~くどのように書けばいいのかがつかめてきた気がします。(気がしているだけかも?)

特定社労士試験

特定社労士の試験は12月4日(土)なので、本番まで1か月を切りました。というか3週間前です。

そんなわけで、昨日は過去問に取り組みました。

第1回から第16回まで、倫理の問題だけを解いてみました。

最初のころはまあまあ分かりやすい内容が多かったのですが、徐々に難しく、また長文化してきた感じです。変化球も多くなってきた感じです。

平日はなかなか試験勉強もできないのですが、そんなことを言っていないでそろそろちゃんと頑張らなくちゃマズいな…と思い始めています。

特定社労士試験

昨日、特定社労士試験に関するグループ研修の第3回目がありました。グループ研修としては最終日です。(次回からはゼミナールです。)

この1週間、皆で「あっせん申請書」と「答弁書」を仕上げました。とはいっても、通常の業務をしながらですし、皆、バラバラの場所で仕事をしているので集まる訳にも行かないのでChatworkでやり取りをしたのですが、コメントを入れるのは4人だけで、他の3人は何の反応もなく… 恐らく何の異議もありませんということなのだと思いますが…

当日の朝もバタバタがありましたが、何とか提出ができました。

さて、そろそろ過去問の演習にも力を入れないと…