雑記

本業は障害年金の請求手続き支援ですが、介護事業所を立ち上げたばかりの先輩に頼まれて、最近、少しだけ書類作成のお手伝いをしています。

昨日は、介護職員処遇改善支援補助金の書類作成や、それに伴う賃金規程の改定などの打ち合わせをしてきました。

補助金をもらうには計画書の提出(&実績報告)が必要です。

計画書自体は割とシンプルで、通常の処遇改善加算の計画書と比較すると計画書作成の負担感は少ないです。しかし、既定の計画書(Excel)の計算式(条件設定)に不備があり、何の問題もない配分方法なのに「×」と表示されてしまい、これだと配分方法に問題ありとして要件を満たしていないようになってしまいます。厚生労働省さん(というか群馬県?)、これはないんじゃないの? まあ、そのうちに改定版が出るのではないかと期待しています。

ところで、介護職員処遇改善支援補助金は、標準的な職員配置の事業所で介護職員1人当たり月額9,000円相当の補助金が交付される…とうたわれてスタートしたものです。

「介護職員処遇改善支援補助金」のご案内|厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000895954.pdf

先輩の事業所は立ち上げたばかりということで、まだ軌道に乗っていないのでなかなか月額9,000円というのも難しそうですが、立ち上げメンバーはちゃんと事情を分かっているので、まあ問題なしです。(交付よりも先払いで賃金改善を行うってのが大変ですが。)

しかし、既存の事業所に勤務する世の介護スタッフなどは、こういう報道を聞くと「月額9,000円」という部分だけがインプットされてしまって、なぜ自分の賃上げは9,000円に満たないの?! と逆に不満に感じるかもしれないですね。