手続き支援

障害年金の手続きをお手伝いした方からご相談がありました。

国保の保険料が高く、市役所に減免措置について相談に行ったら、ハローワークから失業状態にあることの証明を出してもらえたら減免できますとのご案内があったそうです。

そこでハローワークに行ってみたら、病気で仕事ができない状態であれば求職の申し込みはできず、したがって失業の証明も出せないと言われてしまったそうです。

仕方なく市役所へ戻り、「仕事ができる人には減免があって、病気で仕事ができない人には減免がないっておかしい!」と苦情を行ってきたそうです。

そうですよね…。

ただ、失業による減免と言っても、国保保険料の所得割を計算する際に前年の給与所得をゼロとして計算するという特例が使えるだけなので、その結果、結局は合計所得が基準以下にならずに軽減措置には当てはまらい(保険料額は変わらない)こともあります。状況をお聞きすると、世帯主さんに所得があるようなので、そうすると軽減措置の対象にはならなそうです。

・・・ということを市役所の人も説明してくれればいいのに(仮にハローワークから証明がでたら、この部分がゼロになるから、こういう計算結果になって、こういう保険料額になる…と)、そういうことを説明しないから、「自分は仕事ができないのに、仕事ができる人より保険料が高くなっている。」みたいなモヤモヤ感が残ってしまうのだと思いました。

改めて私からご説明したところ、その点に関してはご納得いただけました。

それでは他に何かうまい方法はないですか? と聞かれましたが、世帯分離くらいしか方法が見当たりませんし、状況をお聞きすると世帯分離をする状況にもないようです。

確かに、国保保険料は高いですよね。私も国保なのでよく分かります!