親なきあとの金銭管理
障害のある子を持つ親御さんの気がかりの一つに「親なきあと」があります。
親が元気なうちは自分たち(親)が何とか出来るけれど、自分たちが亡くなった後の子どものことがとても心配だという親御さんはとても多いです。
そのうちの一つに金銭管理があります。
障害基礎年金を受給できたのは良かったけれど、年金だけでは心配だから、その他にも財産を残しておきたい。しかし、その管理を本人が行うのは難しそう。かといって本人の兄弟姉妹にはあまり負担はかけたくないし。
財産管理の方法には、成年後見人制度というのが有名ですが、その他に「信託制度」というものがあります。
昨日は、その信託制度の中の一つである「生命保険信託」について、この商品を扱っている保険会社の方から詳しい説明をしていただきました。
最初は「ちょっと胡散臭いかも?」などと思っていましたが(すみません)、お話を伺ってみると非常に良心的な制度設計をされていて、これを選択肢の一つとして考えることの有用性を認識いたしました。
親なきあとの問題は色々あります。私がよく参考にさせていただいているのは、親なきあと相談室を主宰されている渡部伸先生の書籍です。
タイトルどおり、まんがと図解が多用されていて読みやすく、概要を把握するにはとても便利です。
親なきあと相談室 https://www.oyanakiato.com/