審査に時間がかかりすぎ
3月末に障害年金の請求手続きを支援したお客様。そろそ3か月が経ちますが、未だに決定通知が送られてきません。
そこで、審査状況確認ダイヤルに問い合わせてみると
「お時間がかかっているようで、あと1か月半ほどお待ちいただく必要があるようです。」
・・・ということは、請求をしてから数えると4か月半くらいかかるという見込みになります。最近は何となく審査もスピードアップしてきたように感じていたのに、なぜかこの方に関しては結構かかることになります(まだ見込ですが)。
しかし、こればかりはどうにもなりません。ご本人様にその旨を報告したところ、かなりご立腹で、一体なぜこんなに時間がかかっているのか、審査機関の責任者から話を聞きたいと強く要望を受けました。
お気持ちはよく分かります。
しかし、ここで「責任者を出せ」と訴えたところで審査スピードが早まるとも思えませんし、もう少しお待ちいただくよう何とか収めていただきました。
「あなた(請求支援をした私のこと)が悪いわけではない。ただ、時間がかかることを『はい、そうですか』とおとなしく聞いているだけじゃ、先方(審査機関のこと)は何も変わらない。どんな気持ちで障害年金を待っているのか、経験した人間じゃなきゃ分からないんだ。それを分かってもらうには声を上げなきゃダメなんだ。」
非常に強い口調で訴えられました。
そうですよね。お気持ちはよく分かります、なんて言いながら、未熟な私には、ご本人様の本当の切実な気持ちはまだまだ分かりきれていないのかもしれません。
初心にかえり、ご本人様の気持ちに寄り添った支援の必要性を強く感じた日でした。