単身生活の知的障害の方の年金を請求します
単身生活をされている40代の知的障害の方の障害年金を請求します。
もともとは、20歳前に受診があったという他の疾患での請求を、知人を通してご依頼があったものです。それなら大丈夫でしょうとお引き受けしたのですが、調べた結果、その疾患での初診日は25歳頃であることが分かり、そうすると納付要件を満たせず、請求ができないことが判明しました。
どうにかならないものだろうかとよくお聞きすると、療育手帳もお持ちとのこと。
そこで、知的障害で請求をしてみることになりました。
難しいのが病歴・就労状況等申立書です。
もともとのご依頼の他の疾患のこともそうですが、今までのことをお聞きしても、つじつまが合わなかったり、人生に空白部分があったりなど、よく分からないことがたくさんあります。ご家族とは何十年も疎遠で、知人も最近知り合ったばかりで過去はご存じなく、どうしようかと悩みました。
詳細は不明としてスカスカの病歴申立書にしてもやむを得ないのでしょうけれど、知的障害をお持ちなのですから、私としては、これまでの人生の大変さをちゃんと申し立てたいのです。
そこで、ご本人の了解の元、計画相談支援員さんに連絡をとってお聞きすることにしました。
福祉とつながった7~8年前からのことがようやく分かりました。ご本人からお聞きしていた内容との相違点も色々とあり、大変参考になりました。
単身でそれなりに生活をしていらっしゃるので、当然ながら診断書も微妙なラインです。何とか2級で決まればいいな…と思いながら、請求します。
結果は数か月後!