営業下手

手続き支援

診断書の出来上がり連絡を受け、病院へ診断書を受け取りに行った時のこと。

窓口にて代金を立替払いし、そのお釣りや領収証を待っていたところ、背後から何やら視線を感じる・・・。

思い切って振り向いたところ、「小川さんですか?」

この病院の相談員さんだそうで、「5年以上の遡及請求をしたいとのことで、診断書の作成を依頼されたのですが、その場合に作成すべき診断書は、今から5年前の現症日ではなくて、20歳の誕生日の頃でよいのでしょうか?」とのご質問をいただきました。

おっしゃる通りで合っています。

20歳の誕生日が今から6年前や7年前であっても、20歳前傷病の障害基礎年金で障害認定日に遡っての請求をする場合は、20歳の誕生日を挟んだ前後3か月以内の診断書、プラス現在の診断書、この2枚が必要になります。遡及して支給決定となって実際に支給されるのは過去5年分ですが、診断書は5年前ではダメなのです。

「現症日の指定がないご依頼だったので、本当に合っているのか気になっていて…。」とのこと。私が障害年金を専門にしている社労士であることをご存じで、ちょうど窓口に来たタイミングで聞いてみようと思ったのかもしれません(←あくまで推測ですが。)

ご質問いただき、ありがとうございます。今後も何か気になることがあればご連絡下さい・・・と言おうと一瞬思いましたが、ここで人見知り発動。では~と笑顔を作るので精いっぱいで、名刺も渡せずにその場を離れてしまいました。

ホント、営業下手です。

でもまあ、お役に立てて良かったです。

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