不安な気持ちを受け止めること
弊所(というか私)は、ご本人さまやご家族さまで障害年金の請求手続きができるのであれば、社労士のサポートを使わずに請求したほうが良い・・・ というのが基本的な考え方です。
※ ここには異論がある方もいらっしゃると思います。「確実性を高めるためには、社労士がキッチリと支援すべきだ。」という考えもあると思います。そこは、色々な考えがあるということで・・・。
社労士は業務としてサポートしますので、やはり貢献に見合った報酬を頂戴します。
しかし、ご依頼者さまからすれば、報酬のお支払いは負担になるはずです。無駄な報酬は支払わずに年金が受給できた方が良いはずです。
そんな訳で、ご相談を頂くと、まずは、受給できる可能性はどの程度だろうか、どこにつまづきポイントがあるだろうか・・・ そんなことを考えます。その次に、社労士が支援せず、ご本人またはご家族などの支援者によって請求手続きが進められないだろうか・・・ そんなことを考えます。
そして、比較的スムーズに手続きができそうだなと推測した場合には、「まずはご本人さまたちで進めてみたらいかがでしょうか?」とお伝えして、あえて社労士のサポートを勧めることはしません。
そんな訳で、これはご本人さんたちでできそうだな…と思った方から契約のご意向を伺うと、内心で「え~っ? 社労士がいなくても出来そうじゃありませんか? どの部分が心配なのかしら? 私の説明が不十分だったかしら?」などと考えてしまいます。
先輩社労士や仲間などに聞くと、「不安な気持ちを受け止めて支援することも大切な仕事だよ。」と言われます。
う~ん、確かに・・・
私はまだまだ修行が足りないようです。