視野障害で1級に認定

手続き支援

緑内障で視野障害のある方について、無事に1級と認定されました。

最初にご相談を頂いた際、初診日がかなり前でカルテが残っているかどうかが分からず不安、とのお話でしたが、お見せいただいた眼科クリニックの診察券に初診日が入っていたり、指摘を受ける前後の人間ドックの結果をお持ちだったりという状況でしたので、当方から見れば初診日の証明は何とかなると考えていました。

確認していくと、初診から4軒目のクリニックまでカルテが残っていませんでした。(5軒目が現在の通院先。)

4軒すべてについて「受診状況等証明書を添付できない申立書」を作成する必要があるので、準備に手間がかかるという意味では少々大変でした。しかし、社労士としてはこれが仕事なので作業には慣れており、大した負担ではありません。ただ、視覚障害のある方が準備をするのは難しかったことと思います。

ちょうど視野障害の認定基準が改正されて1級も規定が作られたところだったので、予想通り1級と認定されました。

視覚障害の額改定請求の方たちが1月早々に提出して最近やっと額改定の結果が来ていたので、視覚障害の審査は込み合っているかも…と思っていましたが、3月下旬に出して5月上旬の決定ですから、結局1か月半での決定通知でした。

唯一の残念ポイントは、本当ならもっともっと早くに障害年金(改定前だったので2級)が受給できていたであろうことです。手帳はお持ちだったのに、障害年金の制度はご存じなかったのだそうです。どこかのタイミングで案内がされていれば…と残念に思いました。

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