手続き支援

統合失調症での請求を考えている方から支援のご依頼がありました。

精神保健福祉手帳もお持ちとのことで、見せていただくと2級です。先生も診断書を書きましょうと仰っていることから、障害の程度としては該当する可能性が高いです。

今までの経過をお聞きすると、初診は19歳くらいの若い頃とのことで、今から30年以上前になります。しかも、2年くらい前に市役所の人が確認したときにはカルテは残っていないとの回答があったとのこと。

う~ん、これは初診日の証明が大変かも。

しかし、今の病院の通院開始もかなり前なので、通院開始時の問診で10代の頃の通院歴を詳しく話していて、その内容がカルテに残っていれば、カルテの記載内容によって初診を証明できるかもしれません。

そこで、今の病院に訪問し、カルテの確認をお願いしてみました。

すると、幸いなことに通院歴の聞き取りが残っていました。だだし、初診は25歳頃と記載されています。あれ~?19歳の頃じゃないの?

さらに、以前に市役所の人が確認してカルテなしと言われたという病院にも、念のためカルテの有無を確認すると、なんと残っているとのこと! あるんだ!

ただし、その初診は27歳の時でした。

ご本人のお話ではずっと保険料を免除にしていたとのことでしたが、役所に行って確認してみると20代の頃は未納が多く、27歳では納付要件を満たしません。

もしかしたら、初診時のカルテがなかったからではなく、納付要件を満たせないことを理由として手続きが止まったことを、ご本人はカルテがなかったから手続きが止まったと記憶違いをしていたのかもしれません(詳細不明)。

しかし、まだ可能性が残っています。

事前の相談では統合失調症で…とのお話でしたが、精神保健福祉手帳の他に療育手帳も所持しており、見せていただくとB2です。

知的障害なら納付要件は問われません。

よし! 方針を変更して、知的障害での請求の可能性に賭けて手続きを進めます。

幸いにも、療育手帳の判定機関の方も病院の相談員さんも協力的です。

何とか年金の受給につながるよう、書類を揃えていきます。

今回は、ここまでの流れを相談を受けてから数日で行いましたが、ご本人がしていたら、このような方針決定までに数か月かかっていたかもしれません。社労士が関わることの重要性を我ながらに実感した数日間でした。

手続き支援

初診日が30年近く前の方について、ご本人もよく覚えていない…ということで、病院の相談室に電話をして情報が残っているかどうかを問い合わせてみました。

「その時代は紙カルテになるので、探してみないと分かりません。少しお時間を頂きますが、よろしいですか?」

大丈夫です。探していただけるだけでもありがたいです。

そうは言っても、どのくらい時間がかかるかしら…と思っていたところ、1時間もしないうちにお返事が!

しかし、部分的な電子データしか残っていないとのこと(総合病院で診療科が不明)。

そこで、次の受診先と思われるところに同様に問い合わせたところ、こちらも当日中にお返事を頂けました。

こちらは、何かが残っているらしいのですが電話では回答はできないとのことで、委任状持参で直接来てくれれば回答可能とのこと。往復で3時間コースだけれど、行きましょう!

どちらもお忙しい中をすぐに対応していただいて、感謝感謝です。

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通院歴を伺うと、医療機関の場所は覚えているけれど名称は忘れたということがあります。

前橋のジュケイ病院だったと思う… 高崎かも… ジュケイは難しい字だった…

検索しても出てこず、どこだろう~ と思ったら、高崎の慈光会病院(現在のサンピエール病院)でした!

手続き支援

統合失調症の方から障害年金の請求をしたいとのご相談がありました。

以前に市役所の方が初診の医療機関に問い合わせて、カルテがないと言われたことがあるとのこと。

現在は生活保護を受給中とのことなので、生活保護の担当者が少し手伝ってくれたのかしら? それで、初診日の証明が困難で障害年金の請求を断念したとか?

詳しい話はこれから伺いますが、何とか受給につながるよう手を尽くします。

手続き支援

外国籍の方の支援をしていますが、揃える書類がたくさんあって、なかなか進みません。

「〇〇を用意してください」→用意→「これでは内容が不足です。〇〇も用意してください。」→ この方のケースでは取得できない→「では代わりに〇〇を用意してください。」

そんなやりとりが何度かあって、今回の年金事務所での相談の結果、外国人登録原票を添付することになりました。

調べてみると、個人情報の開示請求になるので入手までに30日くらいかかるようです。

「あとは外国人登録原票が入手できればOKですか?」との私の問いに、「開示してみたら、この内容が不足していた…ということもあるので、現段階では何とも言えません。」とのこと。

ひえー!

いったいいつになったら書類が整うのかしら?

勉強会

先週末は2日間、泊まりで熱海へ障害年金の勉強会に行ってきました。

「ここでしか聞けないとっておきの話」との触れ込みでしたが、その通り、とても参考になるお話をたくさん聞くことができました。

また、今までオンラインでしかお会いできなかった方とようやく直接お会いすることもでき、とても有意義な2日間でした。

手続き支援

車を運転中、着信に気づき、発信元を確認してみると年金事務所からです。

とっても気になりましたが、お客様との待ち合わせ時間が迫っており、もし電話での話が長引いてしまったら待ち合わせ時間から遅刻になってしまうので、まずはお客様とお会いして、その後で折り返そうと判断。

しかし、お客様との話が予想以上に長くなってしまいました。

時間は16:55。う~ん、明日にした方がいいかしら…と悩みましたが、気になるのでお電話させていただきました。

すると、こんなにギリギリの時間なのに、年金事務所の方にとても丁寧に対応していただきました。

内容としては新たな書類の整備ということで残念なものでしたが、早めに内容を聞くことができたので、翌日に早速対応することができます。

ということで、今日、医療機関に書類の作成依頼に行ってきます。

年金事務所のご担当者さま、ありがとうございます。

手続き支援

新年早々、年金事務所から返戻のご連絡(電話にて)。

少々がっかりしながら、年金事務所へ行って書類を受け取りました。

実はこの方、2回目の返戻です。1回目はカルテの写しを要求されたものでした。今回は、その提出したカルテと照合すると診断書の記載内容に疑問点があるので、医師に内容を確認するように…とのこと。ああ~…。

少し長めに再提出期限を設けてくれていました。でも、できれば早く提出して早く認定を受けたいです。

クリニックに電話をしてみると、4日から営業開始しているとのこと。よし!

急いで資料を作成して、クリニックへ行って窓口で事情を説明すると、なんと、その場で先生が追記(というか訂正)をして下さいました。

後日、出直す覚悟で行ったので、これは嬉しい! すぐに再提出できそうです。

雑記

あけましておめでとうございます。

今年もご相談者さまに寄り添い、より良い形で年金が受給できるよう研鑽に努めます。

また、障害年金に関連する周辺知識もブラッシュアップし、良いご提案ができるようにしていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。