文章から受ける印象がちょっと…
診断書を受け取ったら、全体をくまなくチェックします。(糊付けされていても、開封します。)
記入モレや明らかな記入ミスは、丁重にお願いして対応していただきます。
しかし、先生の医学的判断に基づく記入内容は、いくら「え~~~~~涙」と思っても、よほど明らかな根拠がない限り、修正のお願いはしません。やはり、そこは社労士が踏み込んではいけない領域だからです。
さて、先日、知的障害の方の診断書を受け取りました。
日常生活能力の判定や程度からすれば「2級相当」という内容でした。
しかし、「⑪現症時の日常生活活動能力及び労働能力」には、下のような文章がありました。
「~~(前略)~~。サポートがあれば、簡単な仕事ならできる可能性はある。」
え~~~~涙
確かにその通りなのでしょう。私もそう思います。
しかし、この文章では、いかにも仕事ができるような印象を与えます。
それは、ちょっと…
困ります。
そこで、今回は、勇気を出して、相談員さんにお願いしてみました。
「もし可能でしたら、例えばですけれど、『一般就労は困難で、簡単な仕事であってもサポートを要する。』みたいな文章に変更することをご検討いただけないでしょうか。」
元の文章の意味合いを極力変えず、しかし、一般的な仕事は難しいんです…という印象になるような、ギリギリのラインでお願いしてみました。
結果としては、あっさりとOKしていただきました。よかった~!
もちろん、提出してみての認定結果は分かりませんが、なんとか支給につながりますよう、あとは病歴・就労状況等申立書を頑張ってみます。