終了間際の訪問がよかった?
急きょ、依頼している診断書の作成状況を確認しに、直接、医療機関へ行くことになった経緯は前回のブログで書いた通りです。
■前回のブログ 医療機関が着信拒否?
さて、とにかく行ってみようと決めたものの、窓口でどのような対応になるかは未知数です。もしかしたら「先生に言っておきますね。」だけで終わりかもしれないですし、運がよければ少し先生とお話しできるかもしれません。
そして、運よく先生とお話しできたとして、面談料が請求されるかどうかは医療機関次第です。もしかしたら、面談料5,500円です、なんて言われる可能性がないわけではありません。あるいは、ご本人が一緒なら、先生とお話できたとしても保険扱いで対応してくれる可能性が高いです。しかし、わざわざご本人に来て頂いても窓口対応だけでシャットアウトで、お出でいただいても無意味かもしれません。
そこで、ご本人様に意向を確認してみました。
「面談料ってけっこう高いんですね…。じゃあ、私も一緒に行きます。」
急きょご本人にも外出していただくこととなり、診療所の駐車場に18時過ぎに待ち合わせとしました。
とにかく、ただの診断書の催促(こちらとしては必死ですが)ですから、どれだけ対応していただけるかは本当に分かりません。それでも、そもそも書く気があるのか、何かが引っかかって止まっているのか、あとどれくらいかかる見込みなのか… ある程度の目安を頂けるとご本人も安心です。(当初は、数日で仕上げると先生が仰っていたそうで・・・。)
さて、二人揃って窓口へ行き、「診断書はどうなりましたでしょうか?」と確認すると、「まだのようです。先生に聞いてみないと、いつ出来上がるかは分かりません。」それでは、いつぐらいに出来上がりそうか確認をお願いします。「今、診察中なので確認できません。」そうですか、では待っています。
受付窓口の目の前に腰かけて、しばし待機。待合室には患者さんが数人いるのみで、ガラガラです。これはラッキーでした。
しかし、その後もなかなか呼ばれません。診察室への患者さんの入室は2,3人が入れ替わっています。そろそろ合間で確認できるのでは? どうでしょうか、いつぐらいでしょうか?
「いつ出来上がるかは、私には分かりません。」
そりゃそうでしょうよ。だから先生に確認してほしいんです。
「今、診察室には患者さんが入っているので、確認できないんです。」
合間に聞きに行くくらいはできるのでは?それも無理?
「では確認してきます。少々お待ちください。」
ひえ~ 私たちが待機していることは眼中になかったのですね。もう、ご本人はご立腹。
「じゃあ、具合が悪くなったので診察してください。イライラを鎮める薬を処方して下さい!」
結局、すべての診療が終了してから、先生が待合室へ来てくださって、立ち話という形で対応してくださいました。(面談料や診察代は請求されませんでした。)
「診断書、お待たせしてすみませんね。なかなか時間がなくてね。文章を自分なりの言葉で書くとなると、まとまった時間が取れないと難しいんですよ。手書きだから、スキマ時間に書いて間違いだらけの訂正印だらけだとかっこ悪いし。急いでいる事情は分かってますよ。すぐに書いて速達で送りますから。」
忘れていたわけではないようですし、書こうとしていることは分かりました。時間がない、それが理由のようです。だけど、手書きでなくてもいいんだけどな…(日本年金機構のホームページからExcel版の診断書がダウンロードできます。)まあいいか。
診断書の件は、数か月前にご本人から先生に話を通していて、1か月半前に正式に依頼済み。文書料は前払い。発病からの経過や教育歴、職歴、治療歴などの面倒くさい部分の資料もお渡ししてあります。そろそろプレッシャーをかけてもいいかしら?
速達で送っていただかなくても取りに伺います。来週の〇曜日(4日後)なら大丈夫でしょうか? とお伝えしたところ、ご了承いただきました。
診察時間の終了1時間前の訪問だったからこそ、直接、先生が対応してくださったのかもしれません。ご本人も少しは安心されたようで良かったです。