親切な市役所の職員さん
初診日がかなり前なので、初診日の証明が難しそう…とのことで、障害年金の手続き支援のご依頼をいただきました。
「YouTubeとかで色々と調べたんだけど、複雑すぎて自分たちじゃ手に負えないなと思って…。」
確かに、初診日の証明には色々な方法があるのですが、方法をたくさん紹介されても、じゃあ自分の場合はどうすればいいのか?の判断が難しいのかもしれません。
さて、初回の無料相談時に色々とお話を伺った感じでは、確かに難しそうだけれど、何とかなるんじゃないか?というのが私の見立てです。
ポイントは身体障害者手帳です。
身体障害者手帳の交付申請の時に提出した診断書の写しは、市町村役場にちゃんと残されていることが多いのです。
早速、委任状をもって市町村役場に行き、事情を説明したところ…
ありました!
今から約30年前なので書類は若干黄ばんでいましたが、大切に保管されていました。
しかも、個人情報開示請求をしなければならないと覚悟して行ったのですが、職員さん3人で頭を寄せ合って検討していただいた結果、その場でコピーを出してくださいました。
「コピーのコピーでかすれていますけど、これで何とかなりますか?」
なりますとも!
内容を確認したところ、これ一つで完璧とまではいかないものの、有力な情報が記載されていました。
この診断書のコピーと、第三者証明を2名分つければ(←書いてくれそうな人がちゃんといらっしゃるとのこと)、おそらく初診日は認めてくれるのではないかと思っています。