請求直後の状態悪化
今月中旬に事後重症による請求を提出した方のご家族よりお電話。
なんと、ご本人様の状態が急変して、昨日急きょ入院してしまったとのことでした。それはそれでビックリだったのですが、先日提出した書類の内容にこの件を付け加えた方がいいのではないか…というご相談でした。
確かに、入院したということは状態が悪いということなので、入院の事実を審査機関側に伝えた方が、障害等級の審査において上位等級への可能性を高めるかもしれません。
しかし、後追いで提出したものは審査の対象外になる可能性が大なので、一度取り下げて書類を整え直してから請求しないとダメかもしれません。けれど、取下げをすると請求月が1か月後ろへずれてしまうので、事後重症による請求であることを考慮すると、一概にお勧めすることも出来ません。
そもそも入院の事実がない今月中旬の状態であっても障害等級2級に該当している可能性が結構あります。そして、入院の事実が加わっても2級のままである可能性も結構あります。
しかし、障害年金制度の性質上、絶対に2級は大丈夫とも言えません。
う~ん。難しい判断です。
今日は入院に伴う諸々でバタバタしていて気持ちが落ち着いていないこともあり、少し時間をおいてご家族と一緒に検討することとなりました。
よりよい結論を目指して、出来る限り納得のいく方法を模索します。