受証なしだけど1か月で受給決定
視力障害の方の年金が決定しました。
実は、かなり心配していた案件でした。
幼少期から弱視で、小学生時代に数年間、複数の眼科に通ったものの、回復の見込みがないことが分かり、もう眼科に行っても仕方がないやとそのままず~っと40年間受診なしだったという、50代の方です。
半年ほど前に別疾患で入院した際に、病院スタッフから障害者手帳の取得を勧められ、矯正視力を測定したところ、右0.01、左は指数弁で、障害者手帳1級が取得できたそうです。
ということは、障害年金も程度としては間違いなく1級です。
ただ、初診日の証明が・・・。
当時の眼科はどこも閉院しているし、学生時代の身体測定(視力検査)の結果も通知表も何も残っていないとのこと。
第三者証明など色々ご提案したところ、小学校の卒業アルバムに眼鏡をかけた顔写真が載っていることが分かりました。しかも、背が高いのに教室では最前列に座っている写真も載っていました。
その他には何も見つかりませんでした。
そこで、この小学校の卒業アルバムだけを頼りに、「小学生が眼科を受診することなく眼鏡をかけるはずがない!」と主張して20歳前傷病の障害基礎年金を請求しました。
祈る気持ちで結果を待っていたところ…
なんと、請求書を提出して1か月のスピード決定でした!
もちろん、障害基礎年金1級です。
よかったです~