昔は発達障害なんてなかった

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同世代の方からのご相談で、発達障害(ADHDやASD)の方に共通して上る話題が「発達障害なんていう考え方は昔はなかった」というお話です。

発達障害が世の中に知れ渡ってきたのは最近のことです。

それまでは、もちろん発達障害という特性に苦しんできた方はいたわけですが、単なる性格の問題として片づけられ、だらしがないとか、我がままとか、やる気の問題とか、そういった根性論で捉えられていたのです。

しかし、現実には根性でどうにかなるものではないので、どうしてもうまく行かない現実に疲れ果てて、二次障害としてうつ病を併発する… というのも多くお聞きするお話です。

これからの時代は、発達障害も一つの特性として捉えられ、適切に気遣いされるようになって、うつ病を併発することが防げる世の中になればいいな… と思っています。

ここのところ、同世代の発達障害の方のお話を続けてお聞きしたせいか、少々気分が滅入り気味です。

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