手続き支援

精神障害者保健福祉手帳3級をお持ちの方から、障害者控除について質問がありました。

税金については税理士の範疇なので、一般論を無料でお答えする程度しかできない…と前置きした上でご説明しました。

状況を伺うと、過去にさかのぼって確定申告(還付申告)をすれば多少は所得税が戻ってくる様子です。

しかし、難しくて自分にはできそうもないとのこと。また、会社には手帳のことを話したくないので、今後も障害者控除だけは年末調整ではなく確定申告でやっていきたいとのこと。

収入が給与だけなら誰かに有償で代行を依頼するレベルの話ではなさそうなので、過去の源泉徴収票をもって税務署に相談に行くのが一番いいのではないか…と感じました。

年明けの確定申告の前だと税務署も忙しいでしょうけれど、今なら時間的余裕もあるということで丁寧に応えてあげてほしいな。

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電話での無料相談にて、障害厚生年金の報酬比例の額の具体的な計算方法のご質問がありました。

厚生年金の期間が割と最近で短期間であり、その間にちょうど初診日があるらしく、こういった場合は計算もあまりズレがなく算出できます。

この内容の質問は初めてだったので、本当にこれで合っているのかと緊張しましたが、たぶん大丈夫なはず。

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受診状況証明書を依頼していたクリニックから完成した書類が郵送されてきました。

しかし… 想像していた日付と違います。

本人の手元に「平成〇年」に作成された、お薬を説明した紙(当時は院内処方)が残っていたので、これを頼りにお願いに行った際には「書けます。」とのことだったのに、届いた受証は「平成〇+3年」が受診開始日になっていて…

いやいや、その3年前から受診しているはずですけど。

とにかく、電話して事情を確認してみます。

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今から40年近く前の自分が学生だった時代、両親が保険料を払ってくれていたのにその記録が消えていて、22歳で就職した時の厚生年金保険からしか記録がない・・・ というご相談。

障害年金の初診日は厚生年金保険の期間中なので、障害年金の手続き上は学生時代の記録がなくても大丈夫なのですが、やはり気になるので、ご本人に代わって年金事務所に確認に行ってきました。

結論としては、記録は見つかりませんでした。

時代背景として、その方が学生だった頃は、20歳以上であっても学生ならば国民年金に加入する義務はありませんでした。しかし、学生無年金問題(未加入だった学生の間に初診日があることによって、年金がもらえない…という問題)が大きく取り上げら、平成3年から強制加入に変わったのです。

もちろん、任意加入することはできました。

ご両親が保険料を払ってくれていた…ということは、任意加入していたことになります。

年金事務所の担当の方曰く、「任意加入であれば、わざわざ手続きを取ったことになるので、その記録なら見つかると思うんですよね。それが見つからないということは、例えば健康保険料など他の保険料と勘違いしている可能性は大いにあります。そういう方はよくいらっしゃいますよ。」とのこと。

う~ん。記憶違いかあ…。

領収証もないし、ご両親はすでにお亡くなりになっているし、真実は闇の中ですが、仕方がないです。

とにかく、障害年金がちゃんと受給できるよう全力を尽くすのみです。(実は初診日証明で行き詰っています。)

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初診日が共済組合の期間中だった場合は、障害年金の窓口は日本年金機構ではなくて各共済組合が担当ということになっています。

一元化をした際に、老齢年金や遺族年金はどこの窓口でもOKになったのに、なぜ障害年金の窓口も一元化してくれなかったのかと思いますが、まあ仕方がないとして…

共済組合にもたくさんあり、今までいくつかの共済組合とやり取りをしたことがありますが、相性の悪い共済組合が一か所あります。

前回は1年ほど前の秋。組合の対応に納得できず、担当の支部に質問をしたところ、

「ここは支部なので、これ以上の詳しい内容は分かりません。どうしても聞きたいのなら本部へどうぞ。でも本部の電話番号は教えません。本部に電話が行ってしまうと本部に電話が集中してしまうので、本部の電話番号は教えないことになっていて、公表していません。だから支部が窓口になっています。」

は?

じゃあどうやって本部に聞けばいいのですか?

「お客様窓口があるので、そこで本部の連絡先を聞いてみてください。教えてくれるかどうかは分かりませんけどね。それから、今はちょうど年末調整に向けて源泉徴収票を発行しているのでお客様窓口も混みあってて、電話がなかなかつながらないかもしれませんが。」

私は代理人ですが、障害をお持ちのご本人が問い合わせをしても同じような対応をするのだろうかと、非常に憤慨したことを覚えています。(この件はまだ決着がついておらず審査中です。)

そして今回、別の方の請求手続きについて、組合の決定内容に納得がいかない点が生じてしまいました。

1年前と同じ担当者が代理人である私宛に電話をくれたのですが、相変わらずな感じで「ここは支部だから、詳細は本部でないと。」とのこと。

あ~はいはい。

支部の立場では詳細を言えない事情があるのかもしれませんし、おそらく本当に支部には詳細を知らされておらず、質問されても答えられないのでしょう。

正式な文書が届いたら対応しようと思います。

(前回は、その正式な文書すら出してくれなかったんですよね! だからこじれています。それを思えば、今回はまだマシかも。)