手続き支援

障害年金の請求書を提出して結果待ちの方に関して、日本年金機構からカルテ照会がきました。

指定の期間のカルテの写しを提出するように…との内容です。

この照会を受けるのは初めてです。

一般的にカルテの写しを入手するには保有個人情報を開示してもらう手続きとなるため、手間と時間がかかります。これは困ったな…などと思いながら医療機関に電話をすると、あっさりと出してくれました。

この医療機関は診断書を書いてくれるまでに数か月かかって、状況確認(という名目の催促)の電話を何度もかけた思い出があるのですが、日本年金機構からの指示でのカルテの写しの提出なら、ただパソコンデータを印刷するだけなのですぐなんですね。

拍子抜けしましたが、とにかく、すぐに出していただけて良かったです。

なお、カルテの内容も拍子抜け… 猛烈に簡素な内容でした。

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障害年金の手続きをお手伝いした方からご相談がありました。

国保の保険料が高く、市役所に減免措置について相談に行ったら、ハローワークから失業状態にあることの証明を出してもらえたら減免できますとのご案内があったそうです。

そこでハローワークに行ってみたら、病気で仕事ができない状態であれば求職の申し込みはできず、したがって失業の証明も出せないと言われてしまったそうです。

仕方なく市役所へ戻り、「仕事ができる人には減免があって、病気で仕事ができない人には減免がないっておかしい!」と苦情を行ってきたそうです。

そうですよね…。

ただ、失業による減免と言っても、国保保険料の所得割を計算する際に前年の給与所得をゼロとして計算するという特例が使えるだけなので、その結果、結局は合計所得が基準以下にならずに軽減措置には当てはまらい(保険料額は変わらない)こともあります。状況をお聞きすると、世帯主さんに所得があるようなので、そうすると軽減措置の対象にはならなそうです。

・・・ということを市役所の人も説明してくれればいいのに(仮にハローワークから証明がでたら、この部分がゼロになるから、こういう計算結果になって、こういう保険料額になる…と)、そういうことを説明しないから、「自分は仕事ができないのに、仕事ができる人より保険料が高くなっている。」みたいなモヤモヤ感が残ってしまうのだと思いました。

改めて私からご説明したところ、その点に関してはご納得いただけました。

それでは他に何かうまい方法はないですか? と聞かれましたが、世帯分離くらいしか方法が見当たりませんし、状況をお聞きすると世帯分離をする状況にもないようです。

確かに、国保保険料は高いですよね。私も国保なのでよく分かります!

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昨日はNPO法人障害年金支援ネットワークの電話当番でした。

朝1番のお電話は、声の感じからすると若い男性のようでした。

発達障害でお仕事がなかなかうまく行かないとのことでした。

退職してから受診して、はじめて自分が発達障害であることが分かったそうで、その後色々あって、今は障害者雇用で働いているけれど、給与額が低くて生活が苦しい・・・と。うんうん。

だから障害厚生年金3級をもらいたいけど、初診日が退職後だから国民年金の期間になってしまい、困っている・・・と。うんうん。

病院に協力してもらって、在職中に初診があったという証明書を病院に書いてもらったら、うまく行きますか?

それは残念ながら無理でしょう。

じゃあ、こういうのはどうですか? それが無理ならこういうのはどうですか?

色々な裏技(?)を考えていらっしゃいましたが、どれもダメでしょうね・・・。

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障害年金の手続きを進めるにあたり、できるだけこまめに状況のご報告をするようにしています。

しかし、そういうご連絡が迷惑なこともあるようです。

例えば、「残念なご連絡+体調不良」の組み合わせです。

手続きを進めていくと、最初の医療機関から受診状況等証明書が取れなかったなど、準備がスムーズに進まないこともあります。そういった内容であっても、どうなったか心配しているだろうと思い、なるべく早くにご報告するようにしているのですが、これが、ご本人が体調不良の時に重なることがあります。

そうするとお客様にとってはダメージがより大きく「いったい何の連絡ですか! 嫌な話ばっかりしてきて!」となることもあるようです(しかも電話だと特に。)

難しいです。

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久々に受給事例のページを作成してホームページに上げました。

もう1年も前に請求した事例です。

細かい所の記憶が薄れているので、資料を出してきて当時のことを思い出しながらの作業になりました。

もっとどんどん事例を上げたいと思いながら、目の前の仕事を優先させるとなかなか時間が取れません…。

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受証をお願いすべく、精神科に行ってきました。

しかし、だいぶ迷いました。

外観がおしゃれすぎて、完全に見落としました。

看板はものすごく小さく、一見するとおしゃれな民家です。

クリニックのホームページより

「ここで合ってるんだよね?」と思いながら恐る恐る中に入ると、1階はフラワーエッセンスなどを販売しているコーナーなどらしく、奥にお店の方はいらっしゃるのかもしれませんが、シ~ンとしています。

クリニックは2階とのことなので、これも恐る恐る上がってみると、これまたおしゃれな待合室が!

雰囲気に完全に圧倒されました。

お目当ての受証は、今から20年近く前の初診ですが、ちゃんと書いてくださることになりました。

よかった。

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知的障害にて障害年金を請求する場合、原則は20歳時点の診断書が必要です。

その診断書が入手できなければ、20歳時点に遡及しての障害年金は断念し、現在分からの請求(事後重症による請求)となるのですが・・・

20歳時点(前後3か月以内なら可という幅はありますが)にちょうど受診していたというラッキーな話ばかりではありません。

なんだかな~ と思います。

「周囲の環境や支援の状況によって日常生活能力や労働能力等の社会適応性は変化する」とは言っても、「障害の基本特性、臨床的な問題及び本質は変化することがない」のも事実なのでしょうし・・・。

ということで、ダメ元で遡及請求を出してみます!

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東京に住むお客様が当事務所まで足を運んでくださいました。

どうやっていらっしゃるのかお聞きしたら電車とのこと。

田舎なので駅を降りてからが大変なんですよ… とお知らせしておきましたが、なんと、最寄り駅から徒歩で来たそうです!

20分くらいで着きましたとのことで、車ばかりの私からするとヒエ~~ッという感じですが、そのくらい何ともないそうです。

それよりも、途中でコンビニに寄ろうと思っていたのに中々なくて焦りましたとのこと。あ~なるほど、東京ほどコンビニは乱立していませんので、適当に歩いていても見つかりません。

群馬と東京の違いに驚いたでしょうね。

そういえば、東京に住む娘の所にいくと、何かと歩かされますし、歩いている間にコンビニは何軒もあります。

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ある病院にて受診状況等証明書を取得したところ、前の病院からの紹介状をもっての受診だったことが分かりました。

そこで、紹介状を出してくれたという前の病院に受診状況等証明書の作成をお願いに行ったところ、絶対に書く気がなく、何としてでも受付を阻止する、という対応に遭いました。

まず受付にて事情を説明したところ、事務方の上の方と思しき方が出てきて、「うちでは何もやってないので書けませんね。」

何もやってないって… 紹介状を出してますよね?

「今、かかっている病院があるんでしょ? そちらで書いてもらったらいかがですか?」

それは診断書として依頼しています。この書類は、最初にかかった医療機関に作成をして頂くものなのです。それは、今の病院ではなく、こちらの病院のようなのです。

「・・・。ちょっとお待ちくださいね。相談室の者に聞いてきますので。」

よし! 病院の相談員さんなら障害年金ことも分かるだろうし、大丈夫でしょう。

「事情は伺いましたが、うちでは何の診断もしていないので、こういうのは書けないんですよ。」

あれ~? 相談員さんでもダメ? 

診断の有無は関係ないのです。ご本人さんが症状を先生に相談したら紹介状を書いてくださったんですよね。そのことがカルテに残っていらっしゃるようなので、そのことを転記していただければそれで構わないんです。傷病名など、分からない箇所は「不詳」で構いませんので。

「そうは言われてもですね、この時の医師はもういないんですよ。他の医師のカルテをみて書くなんで、やりたがる医師はいないんですよ。」

ただ紹介しただけなのに…というご事情も分かりますが、次の医療機関からの証明書に「紹介により受診」との記載があるので、こちらの病院からの証明書が必要なんです。おそらく日本年金機構からは紹介元の病院からの証明書を取ってくるように言われることになると思うのです。

「そんなこと言ったら、うちだって紹介されて来ているんですよ。そちらの病院には聞いたんですか?」

そちらの病院からの紹介というのは、この症状に関する紹介ではありませんよね? まったくの別疾患ですよね? 必要なのは、この症状に関する初診なのです。

「でも、そっちにも聞いてみるのが筋でしょ?」

分かりました、ではそちらにも聞いてみます。そこで、この症状のことは話に出たことがないという返答があった場合には、こちらの病院からの証明書が必要になりますので、その時にはどうぞよろしくお願いいたします。

「・・・。そうは言ってもですね、うちにはこの医師がもういないんですよ。」

では仕方がありません、その時にはカルテ開示をお願いしようと思います。ご本人さんに相談してまた来ますので、その時はどうぞよろしくお願いいたします。

「・・・。カルテ開示は時間がかかりますよ。全員の医師に回覧して必要性を判断して開示するかどうかを決めますので、開示されない場合もありますよ。」

あ~もう!

怒りがピークに達して、思わずきつい言葉を発してしまいそうになりました。辛うじて堪えて、怒りでプルプル震えながら、「紹介状への返事をみてご存じだと思いますが、がん患者さんなので、あまり時間はかけたくないんです。検討しまして、どうしてもという時にはまたご相談に伺うようにします。お時間を頂きありがとうございました。」と言うのが精いっぱい。

悔しいけれど、確かに、何もやってない、ただ相談されて紹介状を書いただけ(だってウチは専門外だもん!)という事情も分かりましたので、紹介先での受診を初診として書類を揃えてみます。

日本年金機構さん、返戻なんてしないで、どうかこれで認めてくださいね。

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がんにて障害年金を考えている方のご家族からお問い合わせをいただきました。

一通りご説明が終わった後の雑談にて、当事務所を知ったいきさつを教えてくださいました。

病院の相談窓口で障害年金のことを相談したら、こういう無料相談会があるから行ってみたらいかがですか?と紹介されたのが、ぐんま障害年金支援プロチームで年3回行っている無料相談会だったそうです。

その時は日程が自分と合わず相談会には参加しなかったものの、そのチラシを取っておいて、そこに記載されていた当事務所にご連絡をくださったのだそうです。

ぐんま障害年金支援プロチームでの相談会は年3回なのですが、事務所としては随時相談を受け付けていますので、開催日と日程が合わない方はどうぞご相談ください。

ちなみに、次回のぐんま障害年金支援プロチームによる相談会は令和4年11月26日(土)前橋市にある群馬県社会福祉総合センターです。相談会の前に行うセミナー(障害年金教室)には小川が登壇します。こちらも、日程が合う方はどうぞ足をお運びください(事前申し込みが必要です)。

詳細はコチラ https://www.sr-thks.org/