手続き支援

障害年金の請求において、初診日の証明は大切です。

初診の医療機関がカルテを保管していて、それを基に受診状況等証明書を作成してくださるのが最もハッキリ証明できる方法ですが、なかなかそういかないことも多いです。

今回、転院して何か所目かの医療機関で、本来の初診の医療機関が作成した「紹介状」が出てきました。これは本当に嬉しかったのですが・・・

「〇年6月 不調を自覚。その1か月後受診。○○を認め・・・」

「その1か月後」という表現が何とも微妙です。素直に読めば6月の1か月後とは「〇年7月」です。しかし、それを日本年金機構が素直に認めてくれるかどうか…。

実は、7月末で会社を退職しており、7月中なら厚生年金、8月なら基礎年金のみになる方なので、この境目は非常に重要です。また、大きくずれすぎると保険料納付要件も満たさなくなります。

等級としてはおそらく1級(聴覚は両耳100dB以上でABR反応なし、肢体の日常生活はほぼすべて×)なので、あとは初診日なのです。

今日、年金請求書を提出する予定です。もちろん、7月初診で出します。

3か月後、朗報が来ることを願っています。

雑記

このブログはWordPressで作成しています。テーマは「Luxeritias」というのを使っています。

さて、いつものように投稿の新規追加をしようとすると画面が真っ白!

そういえば、昨日、WordPressの方を5.9にバージョンアップさせたので、その影響かもしれないと考え、同じようにWordPressで作っているもう一つのサイト・・・というか、本家本元の事務所のホームページの方を確認してみると、こちらは普通に投稿画面が出てきます。

事務所のホームページの方は「SANGO」というテーマを使っているので、ということは、テーマの方に不具合があるのかもしれません。

Luxeritiasのホームページへ行ってみると、「Luxeritas 3.21.3 をリリースしました。」というバージョンアップ情報が載っています。

https://thk.kanzae.net/wp/release/t11226/

なるほど、これが原因かと思い、早速、ダウンロード画面へ行って、ダウンロード。

しかし、まだ投稿画面は真っ白のまま!

えええ~~~!?

ダウンロード案内についていたコメントで、同じような現象に悩んでいる方がキャッシュをクリアしたら解決したとあったので、私も同じようにキャッシュクリアしてみたら、無事に直りました。

・・・ということで、このブログを書いています。

手続き支援

障害年金を受給することでデメリットがあるのであれば、障害年金は請求しないという選択肢もあると思います。

そこで、よくデメリットと言われているようなことを一覧にまとめて、事務所のホームページに載せてみました。

中には「これってデメリットに相当するの?」というようなものもありますが、考え方は人それぞれかもしれないので、とにかく思いつくものを挙げてみました。

気になる方は該当ページをご覧ください。

勉強会

先日、線維筋痛症/慢性疲労症候群に関するWEB医療講演会を視聴しました。

医療講演会というだけあって、具体的な薬剤名が飛び交ったりする難しめの講演会でしたが、医師であり当事者でもある方のお話を聞けたりなど、とても参考になるお話を聞くことができました。

この講演会は CFS(慢性疲労症候群)支援ネットワーク が主催したものでした。このネットワークの副会長である安部敬太氏は、障害年金の請求支援の世界では非常に有名な社会保険労務士で、今回の講演会の中でも障害年金の話が出てきました。

CFS(慢性疲労症候群)支援ネットワーク はこちら → https://cfs-sprt-net.jimdofree.com/

勉強会

先日、ぐんま高次脳機能障害者と家族と支援者の会「NPO法人ノーサイド」によるオンライン講習会を視聴しました。

内容としては、講習会というより講演会という感じでしょうか。

最初は群馬県の担当者によるお堅い(?)お話でしたが、そのあとは、他地域の支援に関する講演、ご家族や当事者が登壇してのお話、そして支援者によるシンポジウムと、非常に盛りだくさんの濃い内容でした。

抄録の掲載はできないので詳しい内容は差し控えますが、非常に参考になるお話をたくさん聞くことができました。

年に1回、講習会を開催しているようです。多くの方にご参加いただけると本当に良いなと思いました。

NPO法人ノーサイドのホームページはこちら → https://www.npo-noside.com/

雑記

当事務所のホームページは「WordPress」で自作しており、サーバーは「エックスサーバー」をレンタルしています。

先日、エックスサーバーから【注意喚起】という連絡が入りました。

2021年12月頃より、
「WordPress」のメールフォーム(問い合わせフォーム)プラグインやPHP、Perl等によって作られたメールフォームプログラム等のお客様のWebサイト・ブログに設置されているメールフォーム(問い合わせフォーム)の仕様を悪用したスパムメール配信行為が急増しております。

メールフォーム(問い合わせフォーム)を設置されているお客様におかれましては、必ず、最新バージョンにアップデートするとともに、スパムメール配信対策を行ってくださいますようお願いいたします。

当事務所のホームページには「お問い合わせフォーム」を設け、そこから障害年金に関するお問い合わせや無料相談会のお申込みができるようになっています。このお問い合わせフォームには「MW WP Form」というプラグインを利用しています。

注意喚起の内容そのものではないか!

ということで、最新バージョンのアップデートは日頃から行っているのでOKだとして、スパムメール配信対策を講じることにしました。

とはいっても、そもそもWEB制作に関してはド素人なので、チンプンカンプンです。

注意喚起メールには、対策として「メールフォーム(問い合わせフォーム)に reCAPTCHA を導入すること(おすすめは最新バージョンのv3)」とあるので、 色々と調べて何とか reCAPTCHA を導入しました。

reCAPCHA v3

上のようなアイコンが、お問い合わせフォーム画面の右下に常駐していれば成功のようです。

最初は、reCAPCHAのアイコンが「^ボタン(ページの上部へ戻るボタン)」とかぶってしまったり、お問い合わせを送信しようとするとエラーメッセージが出てしまったりなど、悪戦苦闘しましたが、その後、自分で実験してみてちゃんと送信できたので、多分うまく設置できたかとは思いますが… ちょっと心配です。

こういう時は、自作ホームページだと大変です。

手続き支援

令和4年度の年金額改定が正式に決定し、プレスリリースされました。

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000191631_00014.html

概要としては、令和3年度からマイナス0.4%のマイナス改定です。

物価も賃金もマイナスなので、当然と言えば当然の結果でしょう。そして、マクロ経済スライドによる調整は発動せず、翌年度以降に持ち越されることになりました。

支払うほうの国民年金保険料も減額になりますが。

岸田内閣は「成長と分配」を掲げています。高度経済成長期のようなバリバリ上昇していく未来はあまり想像できませんが、少しずつ経済が上向いていく未来を期待しています。

手続き支援

先日、精神対話士の方とお話しする機会がありました。

※ 精神対話士とは → https://www.mental-care.jp/

その方のところへ相談に来られる方は、自分の置かれている状況に悲観し、何か救いの手はないだろうか…と求めているそうです。

そこで、例えば「障害年金という制度がありますよ。」と制度だけを紹介すると、「障害年金さえ受給できればバラ色の未来が待っている!」と思ってしまい、そして実際に受給権を取得して支給が始まってみると、思ったような額ではなく、苦しいことには変わりない… と、また(さらに)落ち込んでしまうことがあるそうです。

たとえば、障害基礎年金2級は月額6万5千円です。現実問題として、それだけでは生活は成り立ちません。ではどうするのか。そこから先も自ら考え、行動に移していく、その精神力が必要なんだとのお話でした。

他にも、これは私も承知していますが、障害年金の支給が認められることで「自分は【障害】を持っている人間ということが公的に認定された。」という現実を改めて認識し、そのことが逆に辛くなってしまうこともあるので、障害年金の支給を請求すること自体にも精神力が必要とのお話もありました。

バラ色の未来が待っていると思っていた…

恥ずかしながら、その視点は欠けていました。お話を伺って、とても勉強になりました。

手続き支援

昨日、事務所の電話機から日本年金機構へ電話をしようとしたところ、かすかにプッシュ音が聞こえるだけで先方につながる音がしません。年金機構が混み合っているのかしら…などと思って時間をおいてみたけれど、状況は変わりません。

何かがおかしい・・・

よくよく確認してみたら、自分の電話の方がダメなことに気づきました。

慌てて色々と確認したところ、なんと、モデムの電源コードを抜いていました(泣)!

いつから抜いていたのか… 着信履歴は11月13日で止まっていますから、もしかしたら5日間くらい繋がらない状態が続いていたのかも。

その間にお電話をくれた方、本当に申し訳ございませんでした。今は普通につながります。

手続き支援

無料相談に、40代のお子さんの障害年金について、70代のご両親が相談にお見えになりました。

お話を伺うと・・・ 数年前、ご両親がお子さんの障害年金を遡及請求したところ、遡及分については時効消滅はあるものの5年分に限って障害基礎年金2級の受給ができた。しかし、請求日以降については支給停止となってしまった。このたび、支給を復活させるために診断書を主治医に作成してもらったが、どうだろうか・・・とのこと。

そこで、診断書を拝見すると… むむむ! ご両親から伺うお子さんの様子と、診断書から読み取れる状態とがかけ離れています。

ご両親もそれを感じて、病院のSWさんを通して主治医に確認してもらったが、診断書の変更はしないとの回答が来てしまったとのことでした。

このまま提出しても、支給停止が解除となる可能性は低いと思われます。

取りうる対応策をいくつかご提案させていただきました。

ご両親は、医師が作成する診断書のさじ加減で年金受給の可否が決まってしまう制度への不満、そして、そういう制度であることを承知していながらこういう診断書を平気で作成する医師への不満をおっしゃっていました。

制度を変えることは、現実問題としては難しい面があります。であれば、今やれることは、現行の制度でいかに受給に結び付けるか、それを考えるしかないのだと思います。

今回のご相談内容は、診断書を依頼される前に社労士が介入していたら、もしかしたら診断書の内容が変わっていたかもしれません。(変わらなかったかもしれませんが…。)しかし、せめて提出前にご相談いただけたことで、ご両親に対応していただき、多少なりとも受給の可能性を高めることができるかもしれません。

ご本人やご家族の想いをお聞きし、私ができることを誠意を込めてやっていくしかないと改めて考えさせられました。