手続き支援

今日は、だいぶ前に依頼していた、今からおよそ24年前に初診日がある方の受診状況等証明書が無事に届きました。

当初、お客様から障害年金の請求支援をご依頼いただいたときには、ご自身から医療機関に問い合わせたがカルテがないと言われて困っている…ということでした。

色々とお話を伺うと、未受診期間が長く、もしかしたら社会的治癒を主張できるかもしれない状況でした。

そこで、主位的請求は「社会的治癒を主張しての障害認定日による請求」とし、予備的請求(主位的請求が認められなかった場合のサブの位置づけ)として「20年以上前を初診日とする事後重症による請求」を出すという方針にしました。

予備とはいえ、もし社会的治癒が認められなかった場合には、この20年以上前の初診日を証明しなければなりません。しかし、カルテがないとなると、どうしたものか…

しかし、たまたま、同じ医療機関でかなり昔に初診がある方の請求支援をしたことがあったのですが、その方の場合はカルテが残っていたので、もしかしたら、今回のお客様の分も、よく探していただければ見つかるかも…と思い、ダメ元で、私から改めて受診状況等証明書の依頼をしてみたのです。

すると、なぜかカルテが出てきたのです!嬉しい誤算でした。

でも、最終的な目標は社会的治癒の主張を認めていただくことです。お客様のため、もうひと頑張りします。

手続き支援

3月末に障害年金の請求手続きを支援したお客様。そろそ3か月が経ちますが、未だに決定通知が送られてきません。

そこで、審査状況確認ダイヤルに問い合わせてみると

「お時間がかかっているようで、あと1か月半ほどお待ちいただく必要があるようです。」

・・・ということは、請求をしてから数えると4か月半くらいかかるという見込みになります。最近は何となく審査もスピードアップしてきたように感じていたのに、なぜかこの方に関しては結構かかることになります(まだ見込ですが)。

しかし、こればかりはどうにもなりません。ご本人様にその旨を報告したところ、かなりご立腹で、一体なぜこんなに時間がかかっているのか、審査機関の責任者から話を聞きたいと強く要望を受けました。

お気持ちはよく分かります。

しかし、ここで「責任者を出せ」と訴えたところで審査スピードが早まるとも思えませんし、もう少しお待ちいただくよう何とか収めていただきました。

「あなた(請求支援をした私のこと)が悪いわけではない。ただ、時間がかかることを『はい、そうですか』とおとなしく聞いているだけじゃ、先方(審査機関のこと)は何も変わらない。どんな気持ちで障害年金を待っているのか、経験した人間じゃなきゃ分からないんだ。それを分かってもらうには声を上げなきゃダメなんだ。」

非常に強い口調で訴えられました。

そうですよね。お気持ちはよく分かります、なんて言いながら、未熟な私には、ご本人様の本当の切実な気持ちはまだまだ分かりきれていないのかもしれません。

初心にかえり、ご本人様の気持ちに寄り添った支援の必要性を強く感じた日でした。

手続き支援

今日は難病の一つである線維筋痛症の方と面談をしました。

事前に今までの受診の経過をメールで伺っていたので、それを元にある程度の資料を作成し、線維筋痛症の受給事例、初診日の考え方、請求に必要な書類、いつから請求が可能になるか、請求してから初回年金支給までのスケジュールなどをご説明しました。

内容が盛りだくさんで、最後の方は少々お疲れのようでしたが、「何とか自分で出来そうなのでやってみます。」とのお言葉を頂きました。

社労士に問い合わせをしたら契約をしなければならない…と不安に思われる方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。

ご本人、またはご家族などの支援者によって障害年金を請求できそうな場合には、私は、必ずしも社労士が介在する必要はないと思っています。

今日お会いした方からは「無料でここまで教えていただけるなんて…!」と驚かれましたが、初回のご相談までは無料で対応していますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

手続き支援

今日は、糖尿病の初診日に関する医証(受診状況等証明書)が取得できない方の支援として、初診日の頃のことをご存じの方から「第三者証明」を頂くべく、ご本人様、第三者の方と三人でお会いしました。

初診は15年ほど前の地元の公立病院。すでにカルテは廃棄済みで、病院には電子記録も何も残っておらず、ご本人様も資料になりそうなものは何も残っていない、2番目に受診した診療所からの受診状況等証明書では不完全、初診日次第では保険料納付要件を満たせない期間もある…という苦しい状況です。

ご本人様にお願いして、当時のことを記憶していると思われる方に数年ぶりに連絡を取っていただいたところ、お二人の方から快く第三者証明をお引き受けいただくことができました。

今日は、そのうちのお一人の方とお会いしました。

「だからあの時、糖尿病を軽く考えちゃいけないと言っただろう!」という優しい(?)言葉をかけていただきながら、当時のことを色々とお話ししていただきました。

主張した初診日を認めていただけるよう、力を尽くして書類準備を進めます。

勉強会

今日は、障害者ご本人向けの障害年金に関するオンラインセミナーを受講しました。

YouTubeでのライブ配信だったのですが、チャットに視聴者からの質問がどんどん書き込まれ、障害年金に関して皆さんがどのようなことを考え、不安に感じ、困っていらっしゃるのかが手に取るように分かりました。

書き込まれた質問にすべて答えることは時間的に不可能でしたが、事務局の方質問内容を丁寧に拾い上げて質疑応答コーナーを設けたりなど、伝える技術の大切さも実感できるセミナーでした。

手続き支援

障害年金の請求には様々な書類を準備する必要があります。すぐに取り寄せ可能な書類もあれば、依頼してから1か月くらいは待つ必要があるものまで様々です。しかも、先方の都合でいつ完成するか分からないものもあります。(←特に診断書。)

事後重症による請求の場合は、請求書が受付された月によって支給開始となる月が決まるため、受付日が月をまたいでしまうと支給開始も1か月遅くなってしまいます。

さて、待っていた書類がようやく届き、いざ提出となったときに、提出のために年金事務所の予約を取ろうとしても、予約が混みあっていてかなり先の予約になってしまう場合があります。それでも月内に予約が取れればよいですが、月をまたいでしまうときは本当に困ります。

そんな時は郵送での提出を選択します。

年金事務所や市役所などに持参して提出すれば、その場で受付控を出してもらえるのですが、郵送で提出すると、受付控は後日、郵送で送られてくることになります。

受付控が届くまでは、ちゃんと受け付けてもらえたのか、何日付で受付されたのかが分かりません。私はレターパックプラスで郵送するので、結局は、投函した翌日には受付となっていますが、受付控が送られてくるまで半月ほどかかることもあり、受付控の受付日を確認するまでは何となく不安です。

今日もレターパックプラスで発送しました。早く受付控が届きますように。

手続き支援

今日は車イスを利用しているお客様との面談でした。

弊所は2階にスペースを借りているのですが、残念なことにエレベーターもエスカレーターもない2階なのです。

本当は1階か、またはエレベーターのある2階以上のスペースを借りたいのですが、予算の都合上、現在はこのような状況になっています。

では、今日のお客様のような階段を上り下りすることが難しい方とお会いする場合はどうするのかと言えば、やむを得ず外部のファミリーレストランなどを利用するより他ないのが現状です。

今日もそのようにするより他ないかな…と半分諦めていたのですが、事務所の建物を管理している窓口に相談したところ、土曜日なら1階のエントランス脇のスペースを使ってもいいですよ、というお許しを頂くことができました。(1階に入居している会社の休業日なので、邪魔にはならないだろうから・・・とのこと。)

エントランス脇なので、土曜日とはいえ若干は人の出入りがあり、落ち着いた雰囲気で…とまではいきませんでしたが、ファミリーレストラン等よりはずっと静かな場所でお話をすることができました。

感謝です。

雑記

今まで、Google広告に当事務所のホームページを出してもらっていました。

検索したときに出てくる広告枠に、当事務所のホームページを掲載してもらうというタイプの広告です。これだと、実際の検索順位に関わらず、検索結果の1ページ目に当事務所が出てきます。もちろん「広告」という表示は出ますが。

しかし、このようなGoogle広告を設定しなくても、それなりに当事務所のホームページが検索結果に出てくるようになってきたようです。その辺りの仕組みは素人にはよく分からないのですが、何らかの要因によってGoogleから当事務のホームページに対する評価が上がったようです。

そんな訳で、今月からは思い切ってGoogle広告をやめてみました。

すると… お問い合わせ件数が伸び悩んでいます。やはり今まではGoogle広告の効果はあったのですね。

でもまあ、しばらくこのまま様子を見てみようと思います。

手続き支援

今日は、所属しているNPO法人障害年金支援ネットワークの電話当番日でした。

このNPO法人は、障害年金制度の周知活動や無料の電話相談を行っており、私も定期的に電話相談の担当をしています。

相談内容は多岐にわたり、その場でネットを駆使して調べることもあります。

中にはどうしても答えが分からず、「申し訳ありません。その分野に関しては詳しい知識がなくて・・・。」とお答えしなければならないこともあります。そういう時は本当に悔しいし、申し訳なく思います。

日々勉強です。

■ NPO法人障害年金支援ネットワーク https://www.syougainenkin-shien.com/

手続き支援

昨日の受診時にご本人(と同居人)をとおして医師に依頼していた診断書が、もう出来上がったとのご連絡。速い!

肢体の診断書だと、測定しながら数値をその場でどんどん書き込むのですぐに完成、なんとことも過去にありましたが、今回は精神の診断書でしたので、ある程度の期間はかかるだろうと予想していました。

精神の診断書で作成期間1日は、私が関与した中では最速です。

早速確認すると、なんと手書きです!手書きで翌日完成とは、本当にすごい。

明らかな記入ミスや記入漏れもみつからず、ザっと確認した感じでは不備はなさそうです。

さらに、日常生活の様子などをまとめた文書を当方にて用意して医師にお渡ししておいたのですが、提供した情報を診断書にしっかり反映した内容になっています。頑張ってまとめた甲斐がありました。

診断書の完成をハラハラドキドキしながら待つ時間が短くて済むのは、本当にありがたい限りです。