手続き支援

先日、精神対話士の方とお話しする機会がありました。

※ 精神対話士とは → https://www.mental-care.jp/

その方のところへ相談に来られる方は、自分の置かれている状況に悲観し、何か救いの手はないだろうか…と求めているそうです。

そこで、例えば「障害年金という制度がありますよ。」と制度だけを紹介すると、「障害年金さえ受給できればバラ色の未来が待っている!」と思ってしまい、そして実際に受給権を取得して支給が始まってみると、思ったような額ではなく、苦しいことには変わりない… と、また(さらに)落ち込んでしまうことがあるそうです。

たとえば、障害基礎年金2級は月額6万5千円です。現実問題として、それだけでは生活は成り立ちません。ではどうするのか。そこから先も自ら考え、行動に移していく、その精神力が必要なんだとのお話でした。

他にも、これは私も承知していますが、障害年金の支給が認められることで「自分は【障害】を持っている人間ということが公的に認定された。」という現実を改めて認識し、そのことが逆に辛くなってしまうこともあるので、障害年金の支給を請求すること自体にも精神力が必要とのお話もありました。

バラ色の未来が待っていると思っていた…

恥ずかしながら、その視点は欠けていました。お話を伺って、とても勉強になりました。

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昨日、事務所の電話機から日本年金機構へ電話をしようとしたところ、かすかにプッシュ音が聞こえるだけで先方につながる音がしません。年金機構が混み合っているのかしら…などと思って時間をおいてみたけれど、状況は変わりません。

何かがおかしい・・・

よくよく確認してみたら、自分の電話の方がダメなことに気づきました。

慌てて色々と確認したところ、なんと、モデムの電源コードを抜いていました(泣)!

いつから抜いていたのか… 着信履歴は11月13日で止まっていますから、もしかしたら5日間くらい繋がらない状態が続いていたのかも。

その間にお電話をくれた方、本当に申し訳ございませんでした。今は普通につながります。

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無料相談に、40代のお子さんの障害年金について、70代のご両親が相談にお見えになりました。

お話を伺うと・・・ 数年前、ご両親がお子さんの障害年金を遡及請求したところ、遡及分については時効消滅はあるものの5年分に限って障害基礎年金2級の受給ができた。しかし、請求日以降については支給停止となってしまった。このたび、支給を復活させるために診断書を主治医に作成してもらったが、どうだろうか・・・とのこと。

そこで、診断書を拝見すると… むむむ! ご両親から伺うお子さんの様子と、診断書から読み取れる状態とがかけ離れています。

ご両親もそれを感じて、病院のSWさんを通して主治医に確認してもらったが、診断書の変更はしないとの回答が来てしまったとのことでした。

このまま提出しても、支給停止が解除となる可能性は低いと思われます。

取りうる対応策をいくつかご提案させていただきました。

ご両親は、医師が作成する診断書のさじ加減で年金受給の可否が決まってしまう制度への不満、そして、そういう制度であることを承知していながらこういう診断書を平気で作成する医師への不満をおっしゃっていました。

制度を変えることは、現実問題としては難しい面があります。であれば、今やれることは、現行の制度でいかに受給に結び付けるか、それを考えるしかないのだと思います。

今回のご相談内容は、診断書を依頼される前に社労士が介入していたら、もしかしたら診断書の内容が変わっていたかもしれません。(変わらなかったかもしれませんが…。)しかし、せめて提出前にご相談いただけたことで、ご両親に対応していただき、多少なりとも受給の可能性を高めることができるかもしれません。

ご本人やご家族の想いをお聞きし、私ができることを誠意を込めてやっていくしかないと改めて考えさせられました。

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以前よりお母さまからご相談いただいていた方の障害年金の手続きについて、昨日、契約をしました。

よくよく確認してみると、ご本人は私の娘と同い年のお嬢さんでした。

私の娘もまだ大学生ですが、お嬢さんも大学生で、しかし在学中に統合失調症を発症して現在は休学中だそうです。

頑張って入学した大学なので、できれば復学したいと親子ともども願っているとのこと。しかし今は、お母さまのご希望は、まずは障害年金の支給を受け、経済的な負担感から解放させて安心させてやりたい、そして、将来的には障害年金が支給停止になるくらいに回復するのが夢・・・とのこと。

と~~~~っても良く分かります。

認定日は半年ほど先です。その頃はどうなっているか分かりませんが、お嬢さんやお母さんの望みが叶うようお手伝いさせていただきます。

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年末年始は新規のご依頼がなかったためスケジュールに余裕があり、1月上旬は、日ごろから気になっていた、しかしそれほど急用でもない仕事(書類のPDF化やパンフレットの更新など)をすることが多かったのですが、先週あたりから新規のご相談などが増えてきて、予定がいきなり立て込んできました。

事前のご予約があれば土曜・日曜も対応するので、おとといも昨日も面談対応でした。

スケジュールが埋まってくると何となく気分的に余裕がなくなり、ミスの誘因にもなります。

新しい一週間が始まります。ここでもう一度気を引き締めて、ご依頼者様のために頑張りましょう!

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先日注文したパンフレットが届きました。

作成中、画面で見るとよい感じの色なのに、確認用に印刷すると何だかな~の色合いになってしまい、注意書きには選択した色によっては画面通りにはいかないと書いてあり、どちらの色を信じればよいのか分からなかったのですが、出来上がってきたものは画面上の色でした。良かったです。

さて、これを持って営業に出たいのですが、コロナ感染がまた拡大してきているので、果たして営業に出ていいものだか悩みます。

それ以前に、営業というのがとても苦手なので、何となく二の足を踏んでしまいます。

来週は予定も詰まっているので、ちょっと寝かせてから考えます。・・・とか何とか理由をつけて、前回のパンフレット作成時は大して配れなかったので、今回はちゃんと考えます。

雑記

私は以前、介護保険事業などの福祉分野で事業を展開する法人で事務の仕事をしていたことがあったのですが、その当時の先輩が、先月、訪問介護事業所を立ち上げました。

話を聞いたときはとても驚きました。私のような個人の社労士事務所の開業とは規模が異なりますから。

その先輩がわざわざ私に連絡をくれたのは、勢いでどんどん話が進んで開業したものの、書類の整備が追いついていなくて困っている…ということでした。確かに、立ち上げ当初は特に準備すべき書類がたくさんあります。それで、書類の書き方を教えてほしい…ということでした。

介護保険の分野からは遠ざかっているのでどれほどお役に立てるか心配だったのですが、「とにかく一緒に考えてくれるだけで心強いからさ~~~~~。」とのことで、昨日、その事業所へお邪魔して、少しだけお手伝いに行ってきました。

とにかく困っている人を助けたい! という先輩の熱い想いに触れ、私も本業をもっと頑張ろうと思えた一日でした。

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二つの傷病について同時に障害年金を請求した方から、年金支払通知書が届いたとのご連絡をいただきました。

一つは認定日請求で数か月だけ遡及して3級、一つは事後重症で2級、という感じで決まっていたので、当然ながら2級の方を選択しますという年金受給選択申出書を提出していたのですが、年金支払通知書を見ると3級のほうの内容しか記載されていません。

年金受給選択申出書の記載を間違えた!?

と思って慌てましたが、控えを確認するとちゃんと2級の方を選択しています。あれ~?と思い、電話をして確認してみると、ただ単に処理が追いついていないだけで、2月支払期も処理が間に合わないけれど、たぶん3月支払で精算できるとのお話でした。

勉強になりました。

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障害年金にとって初診日は非常に大切です。

初診日によって、厚生年金保険からも上乗せがあるのかどうか、保険料納付要件を満たせるかどうかが異なることもあります。

そんな初診日は本来、唯一の日です。自分の好きな日を選ぶことはできません。

しかし、どうにもあいまいなケースというのもあって、その場合、現在の主治医と相談しながら初診日を確定することがあります。

何となく調子の悪さがあって、あちこちの医療機関を回り、ようやく診断名がついた…といったことは難病ではよくあることで、そうすると、現在の傷病に関連する調子の悪さはいつからだったのかがあいまいになったりします。

精神疾患でもこのようなことが起こり得ます。

先日ご依頼があった方も、吐き気などがずっとあって、胃カメラやCTをあちこちで受けて異常なしと言われ続け、数年後にようやく精神科に行きついた方でした。

通院歴をお聞きすると、10代の頃に、ストレスからくる十二指腸潰瘍での入院歴があるとのこと。それは関係ないでしょ…とは思うものの、受診状況等証明書にそのことが記載されると色々と厄介です。

そこで、通院歴を時系列にまとめ(ものすごい数でした…)、主治医に確認していていただいたところ、「育児からくるストレスが原因で発症したと考えられるから、そうするとこの辺が初診だよね。」とのご意見でした。

それを基に医療機関へ出向き、事情を説明して受診状況等証明書の作成を依頼したところ、幸運なことに先生にもお会いすることができ、十二指腸潰瘍の話は書かずに作成することに納得していただけました。

昨日、完成したとの連絡をいただいて早速取りに行ったところ、ばっちりでした。(書きなれていない先生のようで、記載欄が間違っていたりしましたが。)

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昔、事務所の案内としてリーフレットを自作したことがあるのですが、そろそろデザインを一新しようかと思い、新しいデザインを作成中です。

業者さんに依頼しようかとも考えましたが、今回のようにデザインを変えたいとか、そこまでいかずとも引っ越しをしたので住所を変更したとか社労士の前に「特定」の文言を入れたいとか(入れられるか分かりませんが)、今後のちょっとした変更にも対応が難しいかなと考え、今回も自作でと思って頑張っています。

でも、デザインの素人がリーフレットを自作って本当に難しいです…。時間ばかりかかって、結局はそれなりの出来にしかならないんですよね…。

これって、障害年金の請求を専門家(社労士)に依頼するかどうかにも似ているかもしれないですね。