手続き支援

障害年金の請求手続きは、原則は年金事務所ですが、初診日が国民年金第1号被保険者の時は市町村役場でも可能など、一部、例外があります。

初診日が共済組合の組合員の場合は、共済組合での手続きとなります。

老齢年金については、ワンストップサービスによって共済組合のものも年金事務所で手続きが可能ですが、障害年金はワンストップの対象外となっており、今現在も、初診日が共済組合の場合、年金事務所では手続きをしてくれません。

ただ、共済組合の場合は、わざわざ予約して窓口へ行って…などとしなくても、電話で丁寧に相談に乗ってくれることが多く、とても助かります。

手続き支援

私が所属してる、ぐんま障害年金支援プロチームにて、今週末の8月21日(土)に無償相談会を実施する予定がありました。いつもは障害年金セミナーも同時開催していたのですが、新型コロナウイルスの感染対策としてセミナーは中止とし、個別の相談会のみを実施することにしていました。

しかし、新型コロナウイルス感染症の流行は勢いを増すばかりです。ある程度の距離を保ちながらの個別の相談会とはいえ、同じ部屋に複数人が集まる状況になってしまいます。皆で検討した結果、この状況下での相談会の実施は避けるべきだろうという結論となり、残念ながら相談会の実施は中止することになりました。

急な中止決定となり、相談会にお申込みいただいていた方々にはご迷惑をおかけすることとなってしまいました。申し訳ありません。後日、相談できる機会を作るなどして対応いたします。どうぞご理解いただければと思います。

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大学病院などの大きな病院に勤務していた医師が独立して個人のクリニックを開業する場合、その先生に診てもらっていた患者さんも、先生に付いて行って、通院先をクリニックへ変更するというケースはよくあります。

そのとき、患者さんの情報はクリニックへどのように引き継がれるのでしょうか。

先生からすれば、自分が診ていた患者さんですから大体の内容は頭の中に入っているはずです。しかし、具体的な検査データなどはさすがに頭の中だけという訳にはいきません。

無断で患者さん個人情報を院外へ持ち出すことは出来ないのでしょうから、やはり、診療情報提供書(紹介状)のような形でだすのでしょうか。

先日、そのような患者さんの初診について、大学病院から「受診状況等証明書」を取得したのですが、終診については「〇年〇月〇日を最後に受診を中断した」という表現になっていました。

診療情報提供書を出したのであれば「転院した」という文言があっても良いような気がしましたが、「中断した」という表現ということは、当時の主治医が開業したクリニックへ転院したといういきさつは診療録には記載されておらず、ただ単にぷっつりと通院が途絶えただけという記録になっているのかもしれません。

同一の医師(しかも自分自身)への診療情報提供書を出すのはおかしいということだったのか、患者を自分が開業するクリニックへ引き抜いたみたいな形は残しておきたくなかったのか・・・。

この受診状況等証明書でも全く問題はないのですが、ただ単に私個人の興味として、真相を知りたくなりました。

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障害のある子を持つ親御さんの気がかりの一つに「親なきあと」があります。

親が元気なうちは自分たち(親)が何とか出来るけれど、自分たちが亡くなった後の子どものことがとても心配だという親御さんはとても多いです。

そのうちの一つに金銭管理があります。

障害基礎年金を受給できたのは良かったけれど、年金だけでは心配だから、その他にも財産を残しておきたい。しかし、その管理を本人が行うのは難しそう。かといって本人の兄弟姉妹にはあまり負担はかけたくないし。

財産管理の方法には、成年後見人制度というのが有名ですが、その他に「信託制度」というものがあります。

昨日は、その信託制度の中の一つである「生命保険信託」について、この商品を扱っている保険会社の方から詳しい説明をしていただきました。

最初は「ちょっと胡散臭いかも?」などと思っていましたが(すみません)、お話を伺ってみると非常に良心的な制度設計をされていて、これを選択肢の一つとして考えることの有用性を認識いたしました。

親なきあとの問題は色々あります。私がよく参考にさせていただいているのは、親なきあと相談室を主宰されている渡部伸先生の書籍です。

画像はAmazonより引用

タイトルどおり、まんがと図解が多用されていて読みやすく、概要を把握するにはとても便利です。

親なきあと相談室 https://www.oyanakiato.com/

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心疾患の方から障害年金のお問い合わせがありました。 

数年前に心筋梗塞を起こして心臓にステントを3か所入れ、今は、息切れなどはあるもののほぼ通常の日常生活を送ることができているとのことでした。しかし、昔よりは持久力が落ち、医師からも体に負荷がかかるような仕事は控えるように言われているそうです。

検査結果をお持ちだったので、障害認定基準に当てはめて数値を比較すると、異常検査所見とまではいかないようです。とすると、障害厚生年金3級にも該当しなさそうです。

障害認定基準を示しながらご説明すると、「でも、3級の下に障害手当金がありますよね?それには該当すると思うんですけど。」

確かに、初診日から5年を経過する前に治ったけれど軽い障害が残ってしまったという場合には障害手当金の対象になることがあります。これは、あくまでも「治った(または症状が固定した)」場合です。内部疾患の各論の障害認定基準には、障害手当金の基準が定められていません。

「これ以上の治療もないんだし、治ったことにはならないんですか?」

そうですよねえ…

しかし、内部疾患で障害手当金を受給したという話は聞いたことがありません。なぜなのかはよく分かりません。時間のある時にじっくり調べてみようと思います。

手続き支援

当事務所にて障害年金の請求手続きをサポートしたお客様にはアンケートのご記入をお願いしています。お客様の負担にならないよう記入は任意としています。

それでも多くのお客様がアンケートを記入してくださいます。本当にありがたいことです。ただ、なかなか本音は書きづらいのか、ここはこうしてほしかった…というご意見を寄せていただくことがあまりありません。

今後も順次お客様にはアンケートのご記入をお願いしますが、お願いのタイミングは決定通知を受け取った後ですので、どうぞ忌憚のないご意見をお書き頂ければと思います。

また、ご記入は任意としているので、ご返送いただけないお客様も一部いらっしゃいます。こういう方こそ、気になる点があったのではないかと思っています。

今後のためにもぜひお書き頂きたいところなのですが、記入を強制することも出来ず、どこが気になったんだろう…などと思いを巡らせています。

これからも、ご依頼いただいた方ができるだけスムーズに、正しく障害年金を受給できるよう尽力します。

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障害年金の請求には様々な書類の添付が必要ですが、そのうちの一つに病歴・就労状況等申立書があります。

この病歴・就労状況等申立書は、傷病ごとに分けて作成することになっています。例えば、眼の障害と精神障害という二つの障害について同時に請求をするのであれば、それぞれについて別の病歴・就労状況等申立書を作成することになります。

発症した時期や、医療機関への通院、治療内容などは傷病によって異なりますから、これを2つに分けて作成するのは比較的わかりやすいのですが、裏面の日常生活状況などは少々難しいです。

例えば「着替え」について、精神障害がなければ自発的にできるが、精神障害があるので中々出来ない…という場合には、同じ「着替え」という項目について、眼の障害では「自発的にできる」、精神障害では「自発的にはできないが援助があればできる」を選択するといった具合です。

分かるような分からないような・・・一つ一つを突き詰めて考えると難しいですね。

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診断書をチェックすると、記入モレや記入ミスが見つかることは良くあります。記入すべき箇所がたくさんあるので、ある程度は仕方がないことだと思います。

多く場合は私が医療機関に行って診断書を受け取り、その場で記入内容を確認するのですが、状況に応じてご本人に受け取っていただくこともあります。

先日ご本人に受け取っていただいた診断書を、私に送ってもらったのですが、確認してみると惜しい所で記入モレがありました。仕方がありません、医療機関へ持っていって追記のお願いをしてきました。

ほとんどの場合、診断書は一旦お預かりとなり、後日、また取りに来てください…となります。

その後日が何日もかかる医療機関もあるのですが、今回は、翌日には追記し終えたというご連絡を頂きました。すぐに取りかかっていただけると本当に助かります。(欲を言えば依頼に行ったその場でやっていただくことですが…なかなか難しいようです。)

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障害年金を「事後重症による請求」で請求する場合、月をまたぐと支給開始の月がひと月ズレてしまうため、出来れば早めに請求したいと考えて動いています。

ほとんどの場合は診断書待ちです。

ギリギリ月内に間に合うか、翌月になってしまうか、ハラハラしていたご依頼が2件あったのですが、結局、両方とも月をまたいですぐの診断書受け取りとなってしまいました。

あと数日早ければ~ 残念~ と思いながら受け取って確認すると・・・ 両方とも記入モレや記入ミスがあります。

重要な部分なので、追記していただかなければなりません。そうすると、早くてもさらに数日は待つことになり、結局、仮に月末ギリギリに受け取れても月内の請求書提出は無理だったようです。

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群馬大学医学部附属病院へ診断書の受け取りへいくと、入口の所にほおずきの鉢植えが並んでいました。風鈴と一緒にずらりとぶら下がっていて、とっても素敵でした。

どなたが設置してくださったのかは分かりませんが、暑い中やってくださったのでしょう。ありがとうございます。