手続き支援

診断書の出来上がり連絡を受け、病院へ診断書を受け取りに行った時のこと。

窓口にて代金を立替払いし、そのお釣りや領収証を待っていたところ、背後から何やら視線を感じる・・・。

思い切って振り向いたところ、「小川さんですか?」

この病院の相談員さんだそうで、「5年以上の遡及請求をしたいとのことで、診断書の作成を依頼されたのですが、その場合に作成すべき診断書は、今から5年前の現症日ではなくて、20歳の誕生日の頃でよいのでしょうか?」とのご質問をいただきました。

おっしゃる通りで合っています。

20歳の誕生日が今から6年前や7年前であっても、20歳前傷病の障害基礎年金で障害認定日に遡っての請求をする場合は、20歳の誕生日を挟んだ前後3か月以内の診断書、プラス現在の診断書、この2枚が必要になります。遡及して支給決定となって実際に支給されるのは過去5年分ですが、診断書は5年前ではダメなのです。

「現症日の指定がないご依頼だったので、本当に合っているのか気になっていて…。」とのこと。私が障害年金を専門にしている社労士であることをご存じで、ちょうど窓口に来たタイミングで聞いてみようと思ったのかもしれません(←あくまで推測ですが。)

ご質問いただき、ありがとうございます。今後も何か気になることがあればご連絡下さい・・・と言おうと一瞬思いましたが、ここで人見知り発動。では~と笑顔を作るので精いっぱいで、名刺も渡せずにその場を離れてしまいました。

ホント、営業下手です。

でもまあ、お役に立てて良かったです。

手続き支援

厚生労働省の「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」にて、精神障害の労災認定の基準に関する報告書がまとめられ、公表されました。

「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書を公表します(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33933.html

約50ページほどの報告書で、少しだけ目を通してみましたが、これは勉強になりそうです。

労災と年金では基準が異なりますが、精神障害の成因や発病の有無の判断、治癒についてなど、参考になる内容が盛りだくさんです。

手続き支援

障害年金を請求し、その審査期間中に住所や姓が変更になった方がいます。

どうするんだろう?と思い、年金機構へ確認したら、マイナンバー連携で変更内容をキャッチするので、その上で、必要時には連絡が行くとのこと。

待っていたら、本当にちゃんと連絡が来ました。連絡というか、返戻ですけど。

改姓後の銀行口座は必ず必要になるだろうと思っていましたが、年金請求書や申立書の該当箇所もすべて訂正してほしいとのことでした。請求時点での住所や姓がどうだったかは関係ないそうです。でも、委任状の署名はそのままでOKとのこと。なるほど。

さて、これで無事に支給決定の通知が届くことを望んでいます。

手続き支援

ICD埋め込みをしたという方からご相談を頂きました。

制度が複雑で… とのことでしたが、心疾患に関する持病はなく急な受診であったこと、ICD埋め込みをしてからの経過はほぼ順調で、現在は検査数値に大きな異常なく就労可能な状態ということであれば、ICD埋め込みをした日に障害厚生年金3級に認定される可能性が高いことをお話しました。

傷病によっては色々と悩むケースもありますが、それほど難しくなくすんなりと手続きが取れそうなケースもあります。

制度のご説明をして、手続きの流れや注意点をお話したところ、「よく分かりました。年金事務所に行って自分でやってみます。」とすっきりとした表情でお帰り頂くことができました。

初回の無料相談だけで無事に完結です。

お役に立てて何よりです。

手続き支援

あるチラシでお勧めされていた本を購入して読んでみました。

やどかり出版の「やどかりブックレット・家族へのメッセージ4 家族から家族へ 今困っているあなたへ 経験から気づいたこと」という本です。(公式ホームページはこちら https://book.yadokarinosato.org/items/5064986

90ページほどの薄い小冊子という感じの本です。

精神疾患をもつ当事者のご家族からの質問に対して、体験し、考えたこと、工夫してきたことなどを、家族の立場から答えるQ&A方式になっています。

様々な悩みに対して、様々な答えが載っています。正解はこれだ!とは簡単には言えないんですよね。

2011年発行という古い本なのですが、今にも通じる内容でした。

つまりは、10年以上の時が経っても、同じように悩むご家族がいる、ということでもあります。

私は自分が購入した本にはあまり書き込みをしないタイプ(必要なところには付箋を貼る)なのですが、珍しくマーカーをガンガン引きながら読みました。

色々と考えさせられました。

手続き支援

所属している社労士のグループで、今までの経験をお話する機会を頂きました。

今までお手伝いした方の事例を思い出し、「あ~ あれは大変だったな~。」「これも大変だったよね~。」というのを幾つかご紹介しました。

どれも思い出深いので(ご依頼いただいた案件にはいつも全力投球ですから!)、ご紹介する事例を絞り込むのに苦労しました。

社労士と言えば労務系を専門とする方がほとんどです。お聞きいただいた方も、普段は労務系をされている方がほとんどだったと思います。

その中で、障害年金の手続きを支援するお仕事もやりがいがありますよ!ということが少しでも伝えられればいいな、と思いながらお話しました。

さて、今日も頑張りますよ!(週末もご相談を承っております。)

手続き支援

肢体の障害で、ちょうど障害認定日~3か月以内には受診がなかったものの、その前後には受診していて計測もしていた… との状況だった方。

障害認定日を挟んだ2枚と、直近の1枚、合計3枚の診断書を提出したところ、障害認定日に遡及しての受給が決定しました。

あ~良かった!

先生には「こんなに(3枚も)書いて、本当に年金がもらえるんですか?」と不思議がられましたが、(診断書の記入方法など、疑問点は事前に電話連絡をくださって、とても誠実な先生でした)、お忙しい中頑張って書いて頂いて、本当に助かりました。

実は、現在は状態が悪くなっているため、額改定請求も同時に行っています。そちらの決定はこれからです。

額改定も決まるといいな。

手続き支援

令和5年6月26日 社会保障審議会年金部会にて障害年金制度が議題に上がりました。

第5回社会保障審議会年金部会(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/nenkin_230626.html

今後、どのように話が進んでいくのか、要注目ですね。

手続き支援

保険料の納付要件を確認に、年金事務所へ。

結果としては、未納、というか、ずっと未加入状態だったことが判明。

お仕事を退職して厚生年金保険を抜けたあと、国民年金の加入手続きを取らずに十数年きてしまったようです。

何らかのきっかけで、今から20年ほど前に加入手続きを取り、そこからはまあまあちゃんと納付したり免除申請したりしてあったのですが…。

あとは、実は20歳前に受診をしていなかったかどうか、探ることになります。

何かうまい方法が見つかることを祈ります。

手続き支援

受診状況等証明書をお願いして1か月半がたったところで進捗状況を確認しようと電話をしたら、先生から折り返しの電話が来ることになってドキドキ… の後日談。(というか当日談。)

夕方16:40頃に、その病院からの着信がありました。

ちょうど車を運転中だったので取ることができず、すぐに折り返しお電話をしたところ、「本日の診療時間は終了しました。」との音声が…。16:30で終了だそうです。う~む、10分前か…。電話をかけることはするけれど、かかってきた電話を取ることはしないということなのでしょう。

先生とのお話は終了した雰囲気だったので、何となくの推測ですが、事務の方が書類の受け渡し方法を確認したくて電話をくれた気がしました。でも、留守番電話へのメッセージはないので詳細は不明です。

翌朝、診療時間の開始後に電話をして、昨夕に着信があったことを説明しました。

すると、何と! 先生につないでくれてしまって、「僕は電話してませんよ。」

でしょうね~。

その会話中に、当の病院から着信が!

「事務の者ですが、文書料のお支払方法の確認でお電話しました。」

やっぱり。完全にお互い同時に電話をしてしまったようです。

昨夕の着信は、事務の方からの電話だと思います…と、最初に言えば良かったです。

色々とお手数をおかけしました。