手続き支援

障害年金の請求の代理人をご依頼いただく際は、請求者ご本人と委任契約を締結します。原則として私は、ご本人と直接お会いして意向をしっかりと確認しています。

しかし、ご本人が入院中など、どうしてもお会いすることができない場合もあります。そのようなときは、家族の方にご本人の意向をしっかりと確認いただいて、ご家族の方に各種の書類を代筆頂いて、代筆者としての署名も頂いています。

とまあ、ここまではご家族に何とか頑張ってもらうとして、難しいのが病歴のヒアリングです。

たとえご夫婦であったとしても、本人がどれほどの苦労をされてきたのか知らないということもあります。「夫は我慢強いので、体調は良くなかったんだと思うんですが、そういうことを全く言わなかったんですよね。」というお話を聞いたこともあります。

それまで本人の面倒を見ていたお母様が亡くなってしまい、お父様には娘の病歴が分からなかったり、同じように本人の面倒を見ていた両親が亡くなってしまい、別々に暮らしていた兄弟には病歴が分からなかったり、これは仕方がないことです。

しかし、病歴が分からないと初診日を追うのも難しく、ましてや病歴・就労状況等申立書の作成は本当に難しいです。

家族の方に少しでも思い出してもらってそれをヒントに色々と探っていったり、場合によっては、診断書に記載される治療歴からヒントを得ることもあります。

何とか請求書類を整えられるよう、様々な知恵を絞って頑張ります。

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年金事務所の窓口で対応してくださる職員の方は何名かいらっしゃいます。

私がよく利用する年金事務所は窓口が8か所くらいあって、対応する職員もたくさんいらっしゃるようですが、今までに対応してくださった方は5~6名という感じです。

それぞれの職員にも個性があって面白いのですが、中でも「この人のやり方が好き!」というお気に入りの職員の方がいらっしゃいます。(一応言っておくと、同世代の女性です。)

中々その人にあたることがなかったのですが、昨日、久しぶりにその方が担当に!

それだけで嬉しい1日でした。

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当事務所は私一人で運営しています。

したがって、お電話を頂いても外出中の場合には電話への応答が出来ません。

それなら携帯電話の方へ…と思っても、面談中であったり車の運転中などの場合、携帯電話に電話を頂いても結局は出られないことに変わりありません。

昨日は1日中外出しており、事務所へ戻ったのが20時過ぎ。着信履歴を確認すると、同じ携帯番号の方から4回着信があったようでした。しかし、いずれも留守番電話へのメッセージの録音はなく、今までにお電話を頂いたことがない番号のようです。

折り返しをしたほうが良いのか・・・ 明日、先方からの電話が来るのを待った方がいいのか・・・

現段階ではどなたからの着信だったのかは不明ですが、初めてのご相談者だとしたら大変申し訳ありませんでした。

できれば留守番電話に「相談したいのでまた電話します」程度でもよいのでメッセージを残しておいていただけると折り返しも出来ますので、ご検討ください。

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現在、うつ病の方からのご相談。

学生時代に自分で学費を稼いで頑張っていたが、バイト先が給与遅配となり、学費納入もままならず、しかし元来の真面目な性格ゆえ決まっていたバイトのシフトをボイコットすることも出来ずにタダ働き… という経済的理由で胃潰瘍寸前に陥って1週間程度入院したことがあったとのこと。

その後、給与は支給されたため学費を納めることができ、学校を無事に卒業して正社員として働いていたが、妊娠中に仕事を頑張りすぎて切迫流産となり、やむなく退職。出産し、子どもが1歳過ぎた頃に再就職。

その頃から胃の不調を感じ、しばらくは我慢していたものの、なかなか治らないため受診し、胃カメラ検査をしたが異常なし。神経性胃炎か何かでしょうと言われて帰される。

でも、やっぱりおかしい。内科を転々として、でも異常は見つからず、結局、数年後に精神科にたどり着いたとのこと。

さて、初診日は・・・?

再就職後の胃カメラ検査を受けた時との判断が妥当だと思われるが、そこの医療機関には、若い頃に胃潰瘍寸前で入院した経験を話しているので、発病から初診までの経過に記載される可能性があり、とすると、学生時代の入院が初診になるのか・・・?

う~ん。学生時代の入院は、経済的問題というはっきりとした理由があり、その後、経済的問題が解消してからは調子を崩すことはなかったとすれば、それはうつ病の前兆とは区別されるような・・・?

初診日の判断って難しいです。

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当事務所では群馬県内(およびその近隣)を対象地域としています。

群馬県という土地柄、すべてマイカー(N-BOX)での移動です。

高速道路を併用すれば大体の地域には1時間程度で行くことができます。

しかし、午前は富岡市、午後は太田市など逆方向に訪問したい場合、移動だけでかなりの時間がかかってしまいます。

医療機関への文書の作成依頼や受領など、郵送でできれば…と思うこともありますが、大抵の場合は本人確認として直接来てほしいと言われることが多く、また受領時はその場で確認し、必要時はすぐに訂正依頼をしたいので、やはり直接出向いたほうが話がスムーズです。

どこでもドアが欲しいな…と思っています。

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いつもは高崎年金事務所を利しているのですが、今回、急ぎの案件があり、それなのに予約がすぐに取れなかったため、いつもは行かない年金事務所にて初回相談の予約を取りました。

※ 保険料の納付要件を調べるために、社労士といえども、やはり年金事務所へは行く必要があります。

昔、そこの年金事務所を利用した際には、「まずは初診日を調べてきてください。初診日がハッキリ分かったら診断書を渡しますので、今日は渡せません。」という対応で、これでは複数回通う必要がでてしまって大変だな…と感じたことがありました。

もちろん、初診日によっては障害認定日がズレるため、遡及請求のための診断書を依頼する医療機関が異なったり、そもそも保険料納付要件を満たさずに年金の請求自体が出来なかったりということもあるので、一つずつ確認して、無駄な診断書の依頼をしたりしないように進めていくのも丁寧な対応の一つかと思います。

しかし、なるべく年金事務所に通う回数を少なくしたいと考えている人にとっては、この対応はちょっと辛いです。

頼みこめば初回ですべての書類を渡してもらえるかと思いますが、新人社労士の頃は強く頼むことができず、「渡せません」の一点張りを崩すのに苦労しました。(だから、それ以来、ここの年金事務所は避けています…。)

もちろん、日本年金機構のホームページからダウンロードすれば印刷も可能ですが、請求書(障害厚生年金なら紫色、障害基礎年金ならピンク色)くらいは何となく本物を使いたいと思ってしまうんですよね…。

なお、昨日はすんなりとすべての書類を頂くことができました。「通常は渡さないのですが、社労士さんなのでね。」という一言と共に…。

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お客様と面談の約束をする際に、私はなるべく直近の日時で予定を入れるようにしています。(もちろん予定が空いている範囲内ですが。)

しかし、お相手によっては、かなり先の日にちをご希望されることがあります。

もちろんそれで構わないのですが、若干拍子抜けのような気持ちになります。そんなにゆっくりでも構わないのか…と。

その後、お会いして色々とお話を伺うと、すぐには動けない事情があったり、慎重派タイプで決断がなかなかできなかったり、それぞれの理由があることが分かります。

どうも私はせっかちのようです。

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障害年金を事後重症で請求する場合、支給が決定すると請求の翌月分から支給が開始します。

つまり、10月31日に請求した場合と11月1日に請求した場合とでは支給開始が1か月ズレてしまいます。

しかも、今月は10月30日が土曜日なので、実質的には10月29日(金)までに書類を請求先(日本年金機構や共済組合など)に受け付けてもらえるかどうかが分かれ道です。

タイムリミットまであと1週間。間に合う方の分は何とか間に合わせたい…とハラハラしています。

皆さん、診断書待ちです。先生、お忙しいのは重々承知しておりますが、何卒よろしくお願いします。

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初診日の証明として、医療機関に作成いただく受診状況等証明書について。

電話でカルテの保管状況などを問い合わせをすると、名前と生年月日だけですぐに調べて回答をくれる医療機関もあれば、個人情報保護の観点から電話では一切教えてくれない医療機関、本人からの電話連絡で委任する旨の話があれば以降は受任者(社労士)に教えてくれる医療機関など、本当に色々です。

個人情報保護のためには電話ではNGとするのが本当なのですが、社労士として代理で業務を進めていくにあたっては、電話でカルテがあるかないかだけでも教えていただけると本当に助かります。

昨日は、近くを通りかかるついでに、電話なしでいきなり医療機関を訪問してカルテの保管状況の確認を試みてみました。

ご本人からの委任状を持参したので対応はしてくださったのですが、受診は10年前に終了しているので簡単には見つからず、待たされ… 待たされ… 1時間待ちましたがさすがにタイムリミットです。確かに「お待ちいただきますが宜しいですか?」とは確認されましたが、こんなに待つとは…

自分からお願いしておきながら申し訳ないのですが後日出直します、と伝えて一旦諦めることにしました。

「お待ちいただく」の認識が甘すぎた結果でした。

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診断書が出来上がったとの連絡を受けて、取りに行った際の病院にて。

受付窓口にて用件を伝えると、窓口の方が「少々お待ちください。」と言って奥の方へ行き、その人を含めた病院職員3人が頭を寄せ合って「社労士?」「社労士?」とひそひそ… チラッとこちらをみて、またひそひそ…

ええと、聞こえてます…

実は前回、診断書の内容が事実と異なる部分があったため受け取りを拒否し、訂正を依頼していたという事情があります。

無事に診断書を渡していただいてホッとしました。内容もOKでした。