手続き支援

10年ほど前の障害認定日の頃は症状が重く、一方の現在は状態が回復している方について。

ご本人の「過去を清算したい」という思いを受けて、お手伝いをしたところ、障害認定日で2級という支給決定をいただきました。

次回診断書提出年月は約2年後です。

ということは、あと2年は支給が続くってこと?

しかしその後、通常だったら1か月半後位に届く「年金支払通知書」が届かず、おかしいなあ?と思って年金事務所で確認してみたら、請求日時点では3級非該当で支給停止と決定して、これからその通知を送るところだとのことでした。

やっぱりそうか…。

それは同時には通知されないんですね。

結論としては、時効消滅は仕方がないとして、過去5年分の遡及支給だけがあり、そこで終了(正式には支給停止)のようです。

一応、当初の目的は達成できたとのことで、良かったです。

手続き支援

「支給しないという通知が届きました。」というご連絡をいただきました。

この第一声を聞いても、まだあきらめません。なぜなら、この方は遡及請求をしていた方だからです。

私「その通知の下の方に、事後重症による請求については…という一文がありませんか?」

ご本人「ありますけど。同封の年金証書をみるようにって。」

やっぱり!

つまり、障害認定日による請求については不支給だけれど、事後重症による請求の方は支給決定となって、そちらについては年金証書を見てね、という訳です。

年金証書をご確認いただくと、2級で決定していました!

ご本人曰く、「いろいろな書類が入っていたけど、とにかく支給しないんだろうと思ってました。なんだ、そういうことか。あ~良かった!」

確かに分かりにくいんですよね。

認定日の頃はかろうじて就労していたので、遡及での支給決定は難しいかもと思っていたので、まあ、推測どおりです。とにかく、良かったです。

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令和5年度も後半に入りました。

その境目の時に何に取り組んでいたかというと、本業の障害年金ではなく、たまにお手伝いをしている介護事業所の書類作成でした。

何の書類かというと、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)の作成です。令和6年3月までに作成する必要があり、まだ期限までに半年ありますが、今のうちに準備しておこうという訳です。

地震などの自然災害編と、新型コロナなどの感染症編、2つを用意する必要があります。

厚生労働省からひな形は出ていますが、大規模事業所の、しかも特養などの施設系をイメージしたひな形なので、そのままでは全く使い物になりません。というのも、お手伝いをしているのは訪問系ですし、常勤が3名と、あとは週に数時間程度のパートさんが2~3名という小規模の事業所なのです。

という訳で、小規模訪問系にマッチするように作り変えていました(まだ途中)。

作りながら、自分の事業(障害年金の請求代理業務)もBCPを考えとかなきゃな~ と思いました。

自然災害編と感染症編と、それから、ただの(?)病気やケガで入院の場合だって1人事業所だと回らなくなります。万が一の場合の委託先(引き継いでくれる人)とか、もし交通事故で意識不明みたいになったら私の代わりに連絡を行う人とか、考え出すと、こちらも大変そうだ…!

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ご本人が以前に初診の医療機関から受診状況等証明書をとったものの、記載が不十分で、年金事務所で「追記をしてもらってきてください」と言われ、そのまま数年が経過・・・という案件について。

確かに、この記載内容では不十分だと年金事務所が感じるのも無理のないような内容です。

作成からすでに7~8年が経過しているので、追記というよりも作成し直しかな?などと思いながら、とにかくその医療機関に行き、受付窓口にて依頼をしました。

どうなるかな~と思っていたら、翌日、先生から直々にお電話があり、詳細は省きますが、結論としては「追記も再作成も一切しません」とのこと。(「いっっっさい」だそうです。)

仕方がないので、その不十分な受診状況等証明書と、事情を説明した申立書で初診証明をするしかないかな~と思っていたら、なんと! 次の転院先に相当する医療機関からの診断書に、結構詳しく書いていただけました。

ご本人のお話では、特に紹介状も持たずに転院したとのことだったのですが、それはどうやらご本人の記憶違いで、診断書には「前医から紹介受診」となっており、前医からの情報として、転院前までの様子を書いてくれたのです。

この内容が欲しかったのです。ありがとうございます!

よし、これで9月中に提出します。

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月曜日は決定通知書が届くことが多い曜日です。

そんな訳で、今日も何人かの方から「年金証書が届きました!」というご連絡をいただきました。

3級もやむなしと思っていた方が2級だったりなど、嬉しい誤算もありました。

そんな中、病院のはしごを3軒。本当は4軒行きたかったのですが、さすがに無理でした。明日に延期です。

運転中にメールや電話でご報告をいただき、すぐには返事を出せなかったり電話に出られなかったりでバタバタでした。

明日も、今日からの持ち越しの病院を1軒と、もともと予定していた病院を1軒、それから面談です。その後、今月中の提出分を仕上げます。

忙しくなりそうですが、頑張ります。

勉強会

今日は「障がいがある人の経済的支援をともに学ぶ連続講座」の第3回目でした。

ファイナンシャルプランナーで社協で障害者支援を行うなどのご経験もある講師から、4時間近くの熱い講義をお聞きしました。

やはり、本物の現場を知っていらっしゃる方の講義は深い!

様々な制度の実際の活用方法や、その心構えなどを教えていただきました。

とても勉強になりました。

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月末に向けて、少々忙しくなってきました。

今月の月末30日は土曜日のため、実質的には29日(金)が月末みたいな感じです。とすると、安全を考えて27日(水)には出したいと思っていました。

そんな中、出来上がりまでに2週間ほどかかると言われ、これは9月中の提出は無理かも…と思っていた書類が、思いのほか早くに完成のご連絡があったものが2件。これは嬉しい!

この2つは両方とも事後重症による請求で、この分ならおそらく9月中の受付が間に合います。

病歴・就労状況や補足申立て書はすでに原案を作ってありますので、届いた書類の内容を見て調整を加え、抜かりないように仕上げます。

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年金請求が却下されたことに対する不服申し立てを受任しました。

最初の裁定請求からではなく却下処分を受けてからの不服申し立ての段階で受任するのは珍しく、しかも、今まで扱ったことがない内容です。

というのも、障害年金の場合、多くは「障害等級」とか「初診日」などが争点になるのですが、ご相談いただいた内容は、まったく別の内容が争点となっているのです。

これはちょっと、というか相当難しそうです。

こちらの主張が認められる可能性は少々低めなのですが、そのことをお伝えし、「それでもお願いしたい!」との強いご希望を受けて受任することにしました。

という訳で、まずは裁決例を漁ってみるところからスタートです。

年金についての認定は個別の事情に応じて色々なので、年金の裁決例は規範とはならずあくまでも参考なのですが、とにかく、参考になるものは参考にします。

頑張ります。

手続き支援

かなり前にご相談をいただいた方からお電話がありました。

お名前を伺って、うっすらとよみがえってきた記憶をたぐり寄せ、ようやく「あ~ あの時のっ!」となりました。

確か、ご相談内容からご本人様だけで十分にお手続きが可能と判断して、説明だけをして終了したものでした。

「あの時に、『結果がはっきりしたら、参考までに教えていただけると嬉しいです。』と仰っていたので、ご連絡しました。」

その話を覚えていてくださって、ちゃんとご連絡をくださったのです。

こういうのは本当に嬉しいですね!

手続き支援

額改定請求を提出していたものが決定しました!

この方は、数年前に当初の裁定請求を支援させていただいた方で、その時は障害厚生年金3級でした。

その頃は、かろうじて就労にも行かれていたので、まあ3級もやむなし…という感じでした。

その後、徐々に出社も困難になり、何か方法はないでしょうか…とご相談をいただき、更新時期を待たずに額改定請求を行うことにしました。

「実は、主治医の先生には出社できていないことを言えていない。」とのことでしたので、ヒアリング内容を基に就労や生活の様子を主治医に丁寧に説明し、現在の症状を診断書にしっかりと反映していただきました。

提出してから2か月半でしょうか。

希望どおり、障害厚生年金2級に改定されました。

今まで月額5万円弱だったのが、一気に月額12万円ほどにアップです(配偶者加給年金があります)。

ご相談いただいて良かったです!